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NTTドコモ、360度カメラやVRゴーグルを活用した360度リアルタイム空間共有ソリューションを7月15日から販売開始

2021年07月15日 19時30分更新

 NTTドコモは、エヌ・ティ・ティ・ビズリンクが販売する「AVATOUR」を5Gパートナーソリューションとして7月15日から販売開始する。

 本ソリューションは、360度カメラやVRゴーグルを活用することにより、遠隔地の空間に入り込むような体験ができるとうたう360度リアルタイム空間共有ソリューション。

 従来のウェブ会議システムでは、参加者全員に同じ映像を配信するため、参加者がそれぞれ自由に行動できなかったが、本ソリューションでは、360度カメラと空間共有技術を活用することにより、複数の参加者が空間内を自由に移動することができるため、リモートで工場監査なども実施することが可能。

 映像を配信する主催者は、360度カメラとスマホなどで、複数の参加者向けに自分の撮影した空間の360度映像をリアルタイムに配信できる。参加者はパソコンやスマホの画面をドラッグしたり、VRゴーグルで視線を移動したりすることにより、主催者から配信された遠隔地の映像のなかで自分の見たい場所を自由に見ることができるとのこと。

 また、本ソリューションは双方向のコミュニケーションも可能なため、参加者が主催者に、詳しく見たい場所などをリクエストすることや、参加者間でコミュニケーションをとることもできる。

 提供料金は、Professionalプランの年間ライセンスが330万円~、月額ライセンスが55万円~。Enterpriseプランの年間ライセンスが594万円~、月額ライセンスが99万円~。

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