イートアンドフーズは6月、都内某所で2021年秋冬向き冷凍食品、調味料、加工食品の試食会を開催しました。
イートアンドフーズというと「大阪王将」のブランドの中華食材を展開しています。冷凍の「羽根つき餃子」は定番ですね。
さて、冷凍食品の市場がどうなっているか。巣ごもり生活で内食の機会が増えたことにより冷凍食品は拡大傾向。中華食材も順調に拡大が見え、大阪王将ブランドの「羽根つき餃子」や「ぷるもち水餃子」はともに2020年4月~2021年2月の売上実績が前年比115%以上。テレビCMの放送も増やすなどしてさらなる売上増加を目指している、とのことです。
今年8月末から新しく登場する商品の中で、お酒好きな私が時に気に入ったのは「スタミナ肉ニラ水餃子」。電子レンジ調理で食べられるモチモチの水餃子。中の肉あんにはニンニク醤油で味付けされていて、タレをつけなくてもお酒のおともや、ご飯のおかずとして満足できる濃い味わいです。
水餃子というと、鍋の中に入れるとか、ポン酢などで味付けして食べるといったイメージでしたが、最初からしっかり味がついているとはちょっと意外。ビールのおつまみは焼き餃子がテッパン中のテッパンではありますが、例えば冷凍の「羽根つき餃子」の場合、フライパンで焼く手間があるため、もっと簡単にレンジでおつまみを用意したい~といったタイミングにも冷凍の水餃子なら便利。
茹でて調理もオーケーですが、電子レンジのほうが余分な水分が飛び旨みが詰まり、皮もモチモチになるのでオススメとのこと。もともと濃い味付けですが、ゴマダレや、焼き肉のタレ、キムチなどを加えて、味を濃くするのもアリ。
大阪王将ブランドの「ぷるもち水餃子」は冷凍の水餃子のシェアNo1。秋からは定番品も国産豚肉を2倍に増量してブラッシュアップした上で販売されるほか、これまでとは異なる“そのままおかずになる水餃子”として新しく登場するのがこの「スタミナ肉ニラ水餃子」。背景として、「ぷるもち水餃子」はここ5年間で売上規模がおよそ1.5倍になるなど、“水餃子”の市場は活性化中。これを受け、これまでにない“そのまま”利用の水餃子を出すことで需要の拡大を狙うそうです。
他の商品では、トレーごとレンジで簡単調理ができるご飯と一体型の商品として「シビカラ麻婆丼」や「とろとろ玉子の天津飯」など新発売。ご飯も一緒に入っているので、ひとり分の食事の用意に便利。麻婆丼は花椒のしびれがきいた本格仕立てで、中華が好きな人にも喜ばれそうです。
おうち時間での軽食需要に向けて中華まんも強化。「中華肉まん」も新発売。生地のレンジ耐性をアップさせて、イートアンドフーズの従来の中華まんよりふっくらと、香りよい生地に仕上げたとのこと。
「小龍包」はリニューアル。スープを10%増量することで、スープ溢れる小龍包にしたとのこと。
冷凍食品ではないですが、にんにく好きにとって気になるのは、新しく登場する「大阪王将 スタミナ炒飯の素」。簡単に炒飯の味付けができる調味料で、おろしにんにく、フライドガーリックのダブルにんにくで、ガツンとパンチを効かせた炒飯が自宅で簡単に作れます。いただいてみたところ、ほんっと、にんにくの風味が強烈。スタミナ系のにおいでストレス発散できそうです。
今回紹介した秋冬向き商品は8月末頃から販売予定。内食需要の増加によせて冷凍食品、調味料ともに本格志向な商品がどんどん出てくるので、少し先ですが楽しみ。お酒好きとしては、こういった家でも簡単に作れる中華食材のバリエーションが増えることで家飲みのおつまみも豊かになるので頼もしいです。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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