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日本橋から持続可能な社会へ、三井不動産「分身ロボットカフェDAWN ver.β」などインクルーシブな取り組みを展開

2021年07月07日 16時00分更新

 三井不動産は7月7日、インクルーシブな取り組みを進めていることを発表した。「分身ロボットカフェDAWN ver.β」のオープンや高精度音声ナビゲーション・システム「インクルーシブ・ナビ」の拡張などを進めている。

 江戸時代から共助の精神が根付く街である日本橋において、「あらゆる人を孤立や排除から援護し支え合う」という理念のインクルーシブな取り組みを進める。分身ロボットカフェDAWN ver.βは、難病などで外出困難な人がロボットを遠隔操作して接客を行なう常設実験店舗。同社の日本橋ライフサイエンスビル3の1階に6月21日にオープンし、多様な人材が活躍できる社会の実現を促進している。

 インクルーシブ・ナビは三井不動産、清水建設、日本アイ・ビー・エムの3社が共同展開する高精度音声ナビゲーション・システム。導入エリアを7月7日からおよそ3万5000平方メートルに拡張、日本橋室町エリアの商業施設のみならず商業施設間を移動するときに通行する地下歩道までをエリアとした。車いす利用者や視覚障がい者を含めたすべての人が安心して過ごせる街づくりを推進する。

 また、JRの駅を中心に展開している「ベビカル」と提携した事前予約可能なベビーカーレンタルサービスを7月15日からコレド室町1にて開始。自分のベビーカーを持たずに子供と気軽に外出できる街づくりを進める。

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