マウス「G-Tune」ブランドのゲーミングPC、iiyamaゲーミングディスプレーを導入
「eスポーツは生徒の夢を叶える教育ツール」ルネサンス高校eスポーツコースの魅力に迫る
G-TuneブランドのゲーミングPCを導入してよかったこと
――マウスコンピューターの製品をeスポーツコースに導入した理由は?
福田氏:実をいいますと、私は個人的にG-TuneのゲーミングPC2台とiiyamaのゲーミングモニターを持っておりまして、いわばヘビーユーザーなんです(笑)。ゲーミングPCは故障が避けられないもので、自分で中身をチューンしなければなりませんが、G-TuneのゲーミングPCは中身の構造がスッキリしていて換装しやすいんです。私自身が元々マウスコンピューターのユーザーだったのが決め手でした。
もう1つの理由は、マウスコンピューターのサービスが充実している点です。万が一PCが故障しても、カスタマーサポートに頼めば迅速に対応してもらえるので、PCの知識がない人も安心できます。私はメーカーの対応を重要視していますが、そのなかでもマウスコンピューターのサービスは体感的によかったと思っています。それで、本校にマウスコンピューターの製品を導入することにしたのです。
内山氏:PCのカスタマイズ性はもちろんのこと、なによりカスタマーサポートも充実しているので、もしPCが故障してもすぐに連絡できます。PCが使えなくなると生徒が困るので、迅速に対応してくれるのは非常にありがたいですね。また、1日中PCを使うので、エアフロー問題もしっかり対策されているのも魅力的に感じます。
iiyamaのディスプレーは歴史のあるブランドで、かつコストパフォーマンスも優れています。横浜キャンパスでは144Hzのiiyamaディスプレーを使っています。大会やネットカフェに置いてあるゲーミングモニターは60Hz~144Hzが多く、大きな大会だと240Hzを採用しています。144Hzのゲーミングモニターでプレイした際、リフレッシュレートに違和感が出るとプレイに支障が出てしまいます。リフレッシュレートが高いぶんには問題ないですが、逆に下回るとモチベーションが低下する恐れもあります。そういったリフレッシュレートのバランスと大会のルールを考慮し、144Hzを採用しました。
――本コースに導入されたG-Tune XM-Bは、第10世代CoreプロセッサーとGeForce RTX 3070を搭載したハイエンドモデルです。実際に導入してみて、eスポーツコースの生徒からどのような反応、感想がありましたか?
福田氏:FPSが好きな生徒が多く、実際に触れてみてヌルヌル動くとすごく褒めてました。我々が希望するハイエンドなスペックを搭載しているので、生徒と同様に我々も十分満足しております。
内山氏:ハイエンドなゲーミングPCを持っている生徒は少ないですが、実際にハイエンドモデルを体験して、ゲーミングPCに興味を持つといったことがありました。
山本 純平氏(以下、山本氏):オープンキャンパスの体験授業で、実際にハイエンドモデルを触ってeスポーツコースの環境に感動する中学生が多々おりました。ゲーマーが満足するほどの環境で生徒たちを迎えられるので、とても誇らしく感じています。
――PCやゲーミングデバイスなどの機材を選定する際、どのような部分を重視していますか?
福田氏:生徒がストレスなくプレイできる環境を作らなければならないうえに、eスポーツタイトルも増えてきているので、PCのスペックを重視しています。ファーストドライブはOSに割り当てる、セカンドドライブの容量は多め、メモリーは最低でも16GB以上にするといった、生徒のストレスを軽減する工夫をしています。
生徒から1番よく耳にするのは、キーボードとマウスです。今回はG-Tuneのキーボード「Mechanical Keyboard」とゲーミングマウス「GT20」を導入しましたが、生徒からは高評価をいただいています。基本スペックに加えて、自分が使いやすいデバイスを用意して快適な環境を作ることも大事ですね。
さらに、使いやすさも意識しています。PCを知らない講師がHDMIをマザーボード側に挿してしまうというトラブルが何度もあり、私のほうで挿し間違いがないかチェックしていたものです。一方、マウスコンピューターの製品は映像出力端子がカバーされていて、ケアレスミスが起こらないような工夫が施されています。初心者でも簡単にセッティングできる構造になっているので、実際にG-Tuneをセッティングした時、私はかなり楽をしてました(笑)。
内山氏:今のオンラインゲームはどんどん進化する一方、グラフィックの負荷も高くなってきています。PCのスペックが低いせいで試合に負けてしまわないように、ハイスペックな環境には強いこだわりを持っています。
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