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Xperiaなのに約2万円! 「Xperia Ace II SO-41B」はどんな人向けスマホ?

2021年07月05日 12時00分更新

 ドコモが5月28日に発売した「Xperia Ace II SO-41B」を使ってみました。2年前に発売されたXperia Aceの後継モデルですが、日本向けのXperiaでは初めてノッチを採用したり、プロセッサーがSnapdragonではなく、MediaTek製のHelioだったりと、仕様は大きく異なります。

 ドコモオンラインストアでの価格は2万2000円で、MNPの場合は1万6500円の端末購入割引が適用され、5500円で購入可能。前モデル(発売当時は4万8600円)よりもかなり安いので、純粋な後継モデルでなく、むしろまったく別のモデルと捉えたほうがいいかもしれません。筆者はドコモから借りたモデルを1週間ほどテストしています。

コンパクトで片手でも操作しやすいのが最大の特徴

 Xperia Ace IIの最大の利点は、コンパクトで軽いこと。約5.5型のディスプレーを搭載し、ボディー幅を約69mmに抑えているので、片手でもラクに操作可能です。画面表示を縮小する「片手モード」も備えていますが、それが必要になる人は少ないでしょう。

サイズは約69×140×8.9mmで、重さは約159g。初期搭載OSはAndroid 11

ディスプレーはTFT液晶で、解像度はHD+(1496×720ドット)。フロントパネルはGorilla Glass 6で保護されている。片手操作でもディスプレーの広範囲に指が届く

 右側面には、音量キー、電源キーに加えて、Googleアシスタントを起動する専用キーも搭載。電源キーを指紋センサーも兼ねています。右側面にはSIMスロットを搭載。microSD(最大1TB)も装着できます。上部にはイヤホンジャック、下部にUSB Type-Cポートを搭載。内蔵スピーカーはモノラルで、さほど迫力のある音は出せません。とは言え、エントリーモデルとしては必要十分な仕様と言えるでしょう。

右側面に音量キー、指紋センサー兼電源キー、アシストキーを搭載

カメラキーは搭載していないが、音量キーをズームまたはシャッターに使う設定が可能

左側面にSIMスロットは、トレイの裏側にmicroSD(最大1TB)を装着可能

3.5mmのイヤホンジャックを備えており、好きなヘッドフォンで音楽を聴ける

下部にはUSB Type-Cポートとシングルスピーカーを搭載

 カラバリはブラック、ホワイト、ブルーの3色。筆者が借りたのはブルーですが、明るい水色で、背面はサラサラとした手触り。指紋はつきにくそうです。中央にSONYのロゴが凹み加工で刻印され、価格のわりには細部まで丁寧に仕上げられています。

マット仕上げの背面パネルにはデボス加工のSONYロゴが。ボディーはIPX5/8の防水とIP6Xの防塵にも対応している

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