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データ入力の自動化で人事業務を効率化

文字認識AI搭載の「DX Suite」とクラウド人事管理システム「SAP SuccessFactors」がAPI連携

2021年06月25日 19時30分更新

 AI insideは6月25日、独自開発の文字認識AIを搭載する同社のAI-OCR「DX Suite」が、SAPジャパンのクラウド人事管理システム「SAP SuccessFactors」と、専用コネクターによりAPI連携したと発表。SAP SuccessFactorsとの連携は、日本のAI-OCRサービスとしてはDX Suiteが初だという。

 同社によれば、多くの企業が業務改善・DXの推進に取り組んでいるなか、人事業務においては、住所変更届や育休申請などの人事情報に関する手続きが紙書類によって申請・管理されているケースが多く、手入力作業の業務効率化が課題になっているという。

 SAP SuccessFactorsは、コア人事や給与計算、タレントマネジメント、従業員エクスペリエンス管理、および人事アナリティクスなど、すべての人事業務に対応するというクラウド人事ソリューション。

 SAP SuccessFactorsのユーザー企業はこれまで、紙の申請書類をもとに担当者が手入力でデータを登録する必要があったが、本連携により紙書類の文字を読み取りデジタルデータ化して、SAP SuccessFactorsへの登録までの一連の業務を自動化することで、人事業務の効率化を図れるとしている。

 DX SuiteとSAP SuccessFactorsの連携は、SAP Storeの専用コネクター詳細ページから設定可能だ。なお、両システムを連携して利用するには双方のユーザーである必要がある。双方のユーザーは、連携に必要な専用コネクターを無料で利用できる。

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