エクストリーム-Dは6月24日、同社初のハードウェア製品となる「AXXEL One」を発表した。
同社はスーパーコンピューティング関連のスタートアップとして、物理マシンによるスーパーコンピューター共有サービス「AXXE-L by XTREME-D」を提供している。AXXEL OneではAXXE-L by XTREME-Dを組み込むことで、サイジングやシステム構築などサービス導入時の複雑な作業を必要とせずにAXXE-Lを利用可能となる。
システムソフトウェアからインフラストラクチャーまでトータルにサポートすることを念頭に開発。AXXE-L Oneの基盤となる計算ノードサーバー「AXXE-L One for Compute」は、デル製のハードウェアを基にしており、AMDのEPYC 7003シリーズ・プロセッサーとNVIDIA GPU(A100、V100、T4)を採用。最大128コア+1TBメインメモリー搭載可能。
計算ノードサーバーだけではなく、ログイン、ゲートウェイ、ストレージなどの各種ノードと組み合わせたオールインワンソーリューションとしての提供も予定。また、利用者のデータセンターに設置するだけではなく、エクストリーム-Dのデータセンターで預かり同社が管理・運用を代行するといった利用も可能。
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