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【連載】神奈川区は電車がいっぱい! ~「かめ太郎」おすすめの電車が見えるスポット~

2021年06月17日 10時00分更新

 「横浜18区の魅力を伝え隊!」では、区のキャラクターや区役所で働くスタッフが、さまざまな切り口で各区の魅力をお伝えしていきます。第3回の担当は神奈川区。

 案内人は、神奈川区マスコットキャラクター「かめ太郎」!

 前回の記事はこちらです。
【連載】「なしかちゃんが行く!~フォトジェニック・青葉区編~」

※過去の連載記事はこちら:横浜18区の魅力を伝え隊!

 みなさん、こんにちは! 神奈川区は歴史や文化の豊かなまち、にぎやかな商店街、ウォーターフロントの新しいエリア、農業の盛んな地域など、さまざまな表情を持つ区です。

神奈川区ホームページ 区の紹介はこちら:https://www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/shokai/

広報よこはま神奈川区版はこちら:https://www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/kusei/koho/koho_kanagawa/

 今回は少し珍しい視点から魅力スポットをご紹介。

 神奈川区内は多くの電車が走っています。いくつ路線があるか知っていますか?

 実はこんなに!

JR横浜線
JR京浜東北線
JR東海道線
JR横須賀線
相鉄新横浜線
京浜急行線
東急東横線
横浜市市営地下鉄ブルーライン

 そして、東海道貨物線、東海道貨物支線、東海道新幹線を合わせると全部で11路線。駅は貨物駅を含めると、なんと17駅もあります。

 これだけの路線と駅があるのは横浜市18区の中でもトップクラス! 僕、かめ太郎も鉄道が大好きです。

 というわけで今回は、電車が見えるおすすめスポットをご紹介します。

1 お寺の中を電車が走る!? 遍照院と京浜急行線

境内を電車が通過

 神奈川区子安通にある高野山真言宗寺院の遍照院(へんじょういん)は、なんと境内を京急線が通過します。山門前の踏切は、京急線の川崎~神奈川間が開通した1905(明治38)年ごろからあったとされ、「踏切寺」とも呼ばれています。電車が間近で走っていく迫力とお寺の趣のある情景が絶妙にマッチしたスポットです。

●遍照院 神奈川区子安通3-382/交通:新子安駅、京急新子安駅から徒歩5分

2 公園から新幹線を眺められる! 三枚町第一公園と東海道新幹線

公園のすぐ横を通ります

 三枚町第一公園はマンションの隣にある小さな公園ですが、近くを東海道新幹線が走っています。上下線それぞれ1時間に8~10本ほどのダイヤで運行されているので、迫力のある走行をたくさん見ることができます。

ブランコやすべり台で遊びながら新幹線を見ることができます

 遊具で遊びながら新幹線を見ることができるという、子供たちにとってはまさに一石二鳥な場所です。

●三枚町第一公園 神奈川区三枚町563-21/交通:バス停「三枚町」から徒歩3分

3 大きい貨物をたくさん運びます 横浜羽沢駅・東海道貨物線

通過する列車や、停車して荷物を降ろす列車もあります

 神奈川区羽沢町にある横浜羽沢駅では、大きなコンテナを運ぶ貨物列車を見ることができます。鉄道貨物輸送の大動脈である東海道貨物線上にあり、駅としては横浜市最大の約15万平方メートルという広大な敷地です。そんな駅が神奈川区にあるなんて、ビックリでしょ!

 隣接する羽沢横浜国大駅からつながる、貨物線の線路をまたぐ歩道橋が、写真撮影スポットです。

●横浜羽沢駅 神奈川区羽沢町83-1/交通:羽沢横浜国大駅から徒歩1分

4 たくさんの線路と電車が見られます 青木橋から見るJR線と京浜急行線

多くの電車が行ったり来たり

 青木橋は、JR線と京急線をまたいでいる陸橋です。丘にはさまれるように線路が通っていますが、かつては一つの連なった丘で、鉄道を敷くためにこの丘を切り開き、1872(明治5)年に新橋~横浜間に日本初の鉄道が開通したという歴史があります。すぐ近くの神奈川駅は関東の駅百選に選ばれています。たくさんの線路があるので、同時にたくさんの電車が走る姿を見られればラッキー!

●青木橋 神奈川区金港町/交通:神奈川駅から徒歩1分

5 電車がトンネルを出たり入ったり 平川町公園と東急東横線

地下から地上へ

地上から地下へ

 平川町公園は東急東横線の東白楽駅と反町駅の間にあり、東急東横線の東白楽駅と反町駅の間の地下トンネルを電車が出たり入ったりします。隣接している東横フラワー緑道からは、上から電車を見ることができます。

●平川町公園 神奈川区平川町11/交通:東白楽駅から徒歩5分

番外編:東横フラワー緑道の高島山トンネル

 東急東横線が地下化した後の東白楽駅~横浜駅間の線路跡に東横フラワー緑道が整備され、途中の「高島山トンネル」も含めて、誰でも歩いて通ることができます。かつて東急東横線が走っていたトンネル内を歩くなんて、なんだかワクワクしますね。

●東横フラワー緑道・高島山トンネル 神奈川区高島台/交通:反町駅から徒歩5分

6 令和元年に開業した新路線 羽沢横浜国大駅と相鉄新横浜線

横浜で埼京線の車両を見ることができる!

 令和元年11月30日に開業した相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅から徒歩1分ほどのところでは、ネイビーブルーの相鉄線の新車両(「12000系」)を見ることができます。さらに、相鉄線とJR線が相互乗り入れしているので、同じ線路を埼京線の車両も通過する珍しいスポットです。どんな車両が見られるかな?

●羽沢横浜国大駅 神奈川区羽沢南2-471

7 みなとみらいを背景に ポートサイド公園とJR貨物線

海の上を通過

 ウォーターフロントのポートサイド公園から見える貨物列車は、背の高いビル群を背景に、都会的な雰囲気の中を走ります。頻繁に通る石油貨物は、群馬県や長野県など各地の石油経由基地へ運ばれます。公園のベンチで休みながら心をリフレッシュ!

●ポートサイド公園 神奈川区大野町1-4/交通:横浜駅から徒歩15分

 いかがでしたか? 神奈川区には電車を見ることができるスポットがたくさんあります。ふらっと旅行気分で楽しんでみてくださいね!

文=かめ太郎&神奈川区区政推進課

プロフィール
浦島太郎が足を洗ったといわれる川、浦島太郎が腰かけて泣いたという石などが伝わる「浦島太郎伝説」の亀にちなんだ神奈川区マスコットキャラクター「かめ太郎」。神奈川区で採れるキャベツなどの新鮮野菜や、中央卸売市場で売っている魚介類が大好物♪

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