週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

FF市販車最速の称号を持つメガーヌR.S.は街乗りでも痛快無比の走り

2021年06月12日 12時00分更新

ルノー/メガーヌR.S.(464万円~)

 ニュルブルクリンク北コースを7分40秒100で駆け抜け、量販FF車最速の称号を手に入れたルノー・メガーヌR.S.。そのマイナーチェンジモデルが日本に上陸。早速、ワインディングロードでその走りを体験しました。※価格はすべて税込

ニュルブルクリンク北コースを7分40秒100を駆け抜けたルノー/メガーヌR.S.トロフィーR

マイナーチェンジ後のルノー/メガーヌR.S.トロフィー(EDC仕様・504万円、MT仕様・494万円)

TROPHYのロゴが入ったフロントマスク

トロフィーグレード専用アルミホイール

 ルノーのメガーヌR.S.は、標準であるシャシースポールのほか、トロフィーの冠がつけられたシャシーカップの2つのグレードが用意されています。シャシースポールとシャシーカップでエンジンの形式は一緒なのですが、マイナーチェンジ前までは、シャシースポールが280馬力であるのに対して、シャシーカップは300馬力と20馬力の差がありました。日本市場は他国と比べて、スポーティーでハイスペックな車種を好む傾向があるそうで、トロフィー仕様に人気が集まったのだそう。確かに、買うなら最強の名を冠したモデルが欲しくなりますからね。

※一部車名に誤りがありました。訂正してお詫び致します。

筆者が以前試乗したシャシーカップのメガーヌR.S. CUP(限定販売車)

MC後のメガーヌR.S.トロフィー(写真はMT仕様)

メガーヌR.S.トロフィー(MT)の車内

イマドキのスポーツカーでは珍しいクラッチペダルが用意されている

パーキングブレーキはレバー式

メガーヌR.S.トロフィーのステアリングホイール

メガーヌR.S.トロフィーのバケットシート。トロフィーのみレカロのロゴが入る

 シャシーカップはサーキット走行を視野に入れたモデル。つまり足が一般道をメインとするシャシースポールと比べて、相当に固められているのです。つまり普段乗りするには、かなり辛いモデルでした。ですが、今回のマイナーチェンジで、シャシースポールのエンジンがシャシーカップと同じエンジンに。具体的には直列4気筒1.8リッターターボに装着されるタービンが、トロフィーと同じセラミックボールベアリングタイプへと置き換えられたことによる効果なのだそう。

 ミッションはシャシースポールが6速EDC(セミオートマ)、シャシーカップであるトロフィーには、6速EDCと6速MTの2種類を用意。さらに6速MTには今までEDCにしか搭載されていなかったローンチ・コントロールが新たに追加されました。残念ながらMT仕様のトロフィーの試乗は叶わず。今回はシャシースポールのEDCの試乗をしました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事