魅力3.某マンガのような(?)曲がるボールを投げられる
「ドッジ弾平」というマンガをご存じだろうか。詳しい説明は省くが、ボールに圧力を加えたり強烈な回転をかけることで、数多の「必殺技」を繰り出す熱血系ドッジボール少年マンガである。
本作ではそんなマンガのように「曲がるボール」を、手軽に投げられるのも特徴の1つだ。
〇ボタン(PS4版)を押すとその場でフィギュアスケートのようにギュルンと回転する(スピン)ので、それと同時にボールを投げるだけでカーブショットを放つことができる。
これは、障害物を避けて攻撃したり、単純にキャッチのタイミングを外すためにも有効なテクニック。迂回する分、相手に「狙われているぞ」という警告が長く届くのはネックだが、正面から投げるよりは格段にヒット率が上がると感じた。
また、ボールを投げる際にはモーションだけ起こして実際に投げないフェイント(フェイクスロー)を入れることもできる。一度キャッチモーションを起こすと連続キャッチはできないので、これもまた有効なテクニックだろう。
そのほか、自分がボールになって仲間に投げてもらう「キャラクタースロー」や、上空からボムのように落下する「アルティメットスロー」など、ゲームならではの特殊アクションも存在。
さらに、ボールもいくつかの特殊能力が付いたものが確認できた。持つと低重力になって高くジャンプできる「ムーンボール」、3発分の弾を保持できる「マルチボール」、一定時間経過あるいは着弾で爆発する「ボムボール」など、その種類はさまざま。
ドッジボールとしての楽しさを上手にゲームに落とし込んでいると感じた本作。あとはゲームで勝つと手に入る「報酬」についても紹介しておこう。
魅力4.ゲームに勝利してXPを貯めれば、個性を出せる
ゲームモードはいくつかあるが、最も基本的なのは「ストリートプレイ」だろう。自動でマッチングされ、ほかのプレイヤーと2つのチームに分かれてバトルを楽しむことができる。
そこで得たアイテムは、メインメニューから装備することができる。とはいえ、変わるのは見た目だけでとくにパラメータの増減はない。その点は『Fortnite(フォートナイト)』や『Fall Guys(フォールガイズ)』などの有名タイトルと似ていると言えるだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります