週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

就職活動を控える学生・若手ITエンジニア必見の人事担当者インタビューをお届け!

“高度IT人材”獲得について企業へ取り組みを尋ねると「日本が求めているこれからのITエンジニア像」が見えてくる

2021年06月04日 18時30分更新

グラフは2019年に経済産業省が実施した「IT人材需給に関する調査(概要)」より引用。最大で79万人のIT人材が不足する可能性があるという試算結果だ

 昨今、業態を問わず企業各社にとって重要な戦力として「高度IT人材」とも呼ばれる、ITエンジニアの獲得が重視されている。DX改革やAI・機械学習などの事業導入がこれまでにないスピードで進められているなか、高度なプログラミングスキルやデータサイエンスへの理解など、ITエンジニアの活躍が必要となるフィールドは、各社が事業領域を拡大する状況と比例するように増えている。事実、経済産業省が2019年に発表した『IT人材受給に関する調査』における試算では、2030年に最大で79万人のIT人材が不足するという結果も出ている。

 また学生時代などにプログラミングを学ぶ機会が増えていることや、eラーニングなどプログラミング言語習得におけるハードルが下がっていることから、ITエンジニア志望者の裾野が広がっていることもあり、就職や転職などにおいて応募者のスキルや志望と、各社が求める人材像のマッチングは、これまで以上に重要な採用時観点にもなっている。

 今回ASCII編集部は、日本を代表する企業各社のエンジニア職採用担当者へ、ITエンジニア人材の採用についての取材を実施。各社がどのようにITエンジニア人材獲得へ注力をしているか、求める人物像はどのような人材か、どのようなスキル・志向を持った人材が活躍できるか、など多岐にわたって回答いただいた。自身のプログラミング能力などを生かした就職機会を探しているITエンジニア職志望の方々に、是非お読みいただきたいインタビュー内容をお届けする(なお今回は各社の取り組みを取材順に掲載する)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事