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山根博士のグロスマレビュー

駆けぬける歓び! BMWのスポーツカーをイメージしたVivoスマホ「iQOO 7 Legend」

2021年05月29日 12時00分更新

カメラは3眼だが深度センサーは非搭載

 カメラのスペックも一般的なスマートフォンとは構成がやや異なる。4800万画素の標準カメラに、1300万画素の超広角、1300万画素の光学2倍望遠という組み合わせ。2つのサブカメラも1000万画素以上にしている一方、マクロや深度測定カメラは搭載していない。ただしマクロモードやポートレートモードも用意されている。

 外観はカメラ部分の台座のでっぱりは1mm以下と高くなく、レンズ周りに焦点距離の表記などのないすっきりした仕上げになっている。

3つのカメラを搭載。台座部分のでっぱりは少ない

 カメラのUIは一般的だ。なお日本語にしたがポートレートが「縦向き」などローカライズは完全には行なわれていない。今回購入したモデルは中国販売品のため、このあたりは仕方ないところ。標準では4800万画素カメラを使うと1200万画素相当の撮影となり、4800万画素を使う場合は「その他」から選ぶ必要があるあたりは、他社のカメラUIと同等だ。

(左)写真モード。(中)ビデオモード(設定メニューを出した状態)。(右)その他

 以下はiQOO 7 Legendのカメラ作例。

0.6倍(4160x3120ドット)

1倍(4000x3000ドット)

1倍:4800万画素(8000x6000ドット)

2倍(4160x3120ドット)

マクロモード(4000x3000ドット)

ポートレートモード(4160x3120ドット)

夜景モード(4000x3000ドット)

【まとめ】独自の存在感と仕上がり
それでいて価格も抑えられたフラッグシップ

 スマートフォンとしてのパフォーマンスは十分。本体カラーは他社にはないデザインであり、モータースポーツ好きな人には特に興味をそそられる製品かもしれない。カメラも3つながら十分な仕上げ。Origin OSは使い込んでいくと便利な存在になりそうだ。そして120Wの高速充電はモバイルバッテリーを持ち運ぶことを不要とする。Vivoは日本未上陸だが、高性能かつブランドコラボモデルのiQOO 7 Legendのような製品を日本でも発売してくれることを待ちたい。

日本でも十分通用する性能とデザインだ

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