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モトローラ「moto g」はやはり高コスパ! 2万円台で4眼カメラ+5000mAhバッテ リーの「moto g30」

2021年05月24日 12時00分更新

 今回レビューするのは、モトローラのSIMフリー端末「moto g30」。moto gシリーズの最新機種として3月26日に発売されました。価格は2万5800円。MVNOではIIJmioやOCN モバイル ONEなどが取り扱っています。モトローラの公式オンラインストアでは、Motorolaオリジナルイヤバッズ(完全ワイヤレスイヤホン)が付属して2万7800円となっています。

 ちなみに、同時に発売された「moto g10」は、本体デザインやディスプレー性能はg30とほぼ同じ。ただし、CPUやカメラ性能、ストレージなどの性能はやや低く、そのぶん価格は2万1800円と抑えられています。

 moto gシリーズといえば、2~3万円台でありながら多彩な撮影機能や便利機能を搭載するなど、コストパフォーマンスの良さが特徴。はたしてmoto g30はどのような魅力があるのか。今回は1週間ほど使った感想をレポートしていきます。

片手操作は不安なサイズ
ディスプレーは90Hz駆動が特徴

 本体は標準的な縦長サイズ。側面は丸みのあるデザインで持ちやすいですが、厚さが約9.14mmあるので本体をしっかり握って持つ必要があります。手の小さい人には少し持て余すサイズ感かもしれません。背面はメタリックな見た目ですが、おそらくプラスチック製。素材のチープさはあるものの、今回借りた「パステルスカイ」は落ち着いた色合いとグラデーションがきれいです。

サイズは約75.73×165.22×9.14mm、重量は約200g

グラデーションが印象的なパステルスカイ。専用のクリアケースが付く

 右側面には、電源ボタンと音量ボタンに加えてGoogleアシスタントを呼び出せるボタンを搭載。ただし、ボタンは最上部にあるため素早く起動するのは難しいところ。アシスタントをよく使うなら、ホーム画面から起動するほうがスムーズでしょう。また、Googleアシスタント以外の機能を設定できないのも惜しいところです。

上から順に、アシスタントキー、音量ボタン、電源ボタン

左側にはSIMカードスロット。DSDVに対応

本体上部に3.5mmイヤホンジャック

下部にはUSB Type-Cポート

 ディスプレーは約6.5型でIPS液晶を採用。アスペクト比は20:9、解像度はHD+(1600×720ドット)で、リフレッシュレートが90Hzなのが特徴です。解像度は低めですが、実際に不満を感じる場面は少ないはず。上部中央にあるインカメラは存在感が薄く、大画面の迫力を感じます。スピーカーは音の左右差こそありますが、こもった感じがしないのは好印象です。

下側のべセルはやや太い。インカメラは気にならないサイズ

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