UsideU(ユーサイドユー)は5月17日、菱洋エレクトロと共同で、中部国際空港にて、アバター遠隔接客クラウド「TimeRep(タイムレップ)」を活用した遠隔案内サービスの実証実験を発表した。
TimeRepは事業者向けクラウドサービスで、アバターモードと、生顔モードを自由に切り替えてリモート接客が可能。また、ビジュアルシナリオによって、定型的な案内を自動化できる。
本実験は、3月20日~5月31日の期間実施し、稼働時間は6時40分~21時30分。実施場所は、第1ターミナル 3階中央案内所、第1ターミナル 2階国内線到着案内所、第2ターミナル 2階出発ロビーの3ヵ所で、空港内施設案内やフライト案内などの案内業務を、1名のスタッフが遠隔で対応する。
コロナ禍以降、利用者に寄り添った形での案内サービスの必要性が高まってきたことから、本サービスを活用したアバターによる遠隔案内を中部国際空港にて実施。遠隔操作するスタッフの表情を認識・反映し、アバターを介して表情豊かに、より対面に近い案内業務をすることが可能としている。さらに、遠隔で操作できることにより、在宅勤務といった柔軟な働き方が可能になり、スタッフ同士の接触も最低限にできるという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります