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LGBTQ+を支援するApple Watchプライドエディションのバンドと文字盤が登場

2021年05月18日 11時00分更新

 Appleは5月17日、国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOBIT)にあわせて新しいApple Watchプライドエディションのバンドと文字盤を発表した。

 同社では2016年に最初のApple Watchプライドエディションが登場して以来、AppleがLGBTQ+コミュニティーを支持して、サポートとともにコミュニティーの一員として誇りを持っていることを目に見える形で示している。今回発表されたバンドと文字盤は、LGBTQ+コミュニティーの多様性を象徴してきたプライドフラッグにインスパイアされた幅広いカラーを取り入れるとともに、多様で多民族の活動家たちが最初からこのコミュニティーの中心にいたことを踏まえているとしている。

プライドエディションブレイデッドソロループ&文字盤

 「プライドエディションブレイデッドソロループ」は、オリジナルのレインボーカラーに様々なプライドフラッグに使われているカラーを織り込み、ブラックとブラウンは黒人コミュニティーとラテン系コミュニティー、およびHIV/AIDSで亡くなった人や、この病気と共に生きる人を象徴する。ライトブルー・ピンク・ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリの人を象徴。バンドは伸縮性のあるシリコン糸混紡リサイクルヤーンを採用しており、バックルやクラスプを排することで高い着け心地を追求。12のサイズから選択できる。

 今年の特別なプライドの文字盤にはバンドの新しいカラーが描かれ、LGBTQ+ムーブメントの団結した強さと相互サポートを象徴。Digital Crownを回すと文字盤上の糸が無限にスクロールし、手首を上げるとアニメーションが表示される。また、今回初めてバンドのパッケージに新しいApp Clip機能を含めることで簡単に新たな文字盤にアクセスできるようになっている。

プライドエディションNikeスポーツループ&文字盤

 また、「プライドエディションNikeスポーツループ」も登場。レインボーの6色を表現するとともに光を反射する糸を使うことで夜間のランニングやサイクリング、ウォーキングなどをサポート。対応するNike文字盤はLGBTQ+ムーブメントの団結した強さと相互サポートを象徴。バンドのパッケージから App Clip機能によりアクセスできる。

 プライドエディションブレイデッドソロループはapple.com/jpおよびApple Storeアプリケーションで注文でき、Apple Store直営店では5月25日から販売開始。Nikeスポーツループは近日中にnike.comでも販売する。

 ブレイデッドソロループはApple Watch SEとApple Watch Series 4以降に対応、NikeスポーツループはApple Watch Series 3以降に対応。文字盤は近日中にソフトウェアアップデートの一部として提供予定(App Clipのコードを使うにはiOS 14.3以降が必要)。

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