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自作PCのライトアップは思ったより簡単! XPGのアクセサリーで普通のPCを手軽に「ゲーミング」仕様に

2021年05月21日 11時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集● ASCII
提供: エイデータテクノロジージャパン

電源延長ケーブルの取り付けは簡単
ほとんど手間は掛からない

 実際にライトアップアクセサリーを取り付けてみよう。今回のシステムは、マザーボードにMSI「MAG B550 TOMAHAWK」、グラフィックスボードにはGIGABYTE「GeForce RTX 3060 Ti GAMING OC PRO 8G」を使っている。

 まず、マザーボード用の電源延長ケーブル(XPG PRIME ARGB EXTENSION CABLE -MB)とグラボ用の電源延長ケーブル(XPG PRIME ARGB EXTENSION CABLE -VGA)を取り付ける。

電源ケーブルを延長するだけなのでとても簡単だ

 マザーボード/グラフィックスボードから元々のケーブルを抜いて延長ケーブルを挟んで接続するだけなので作業はとても簡単だ。ただ、高密度オプティカルファイバーケーブルは硬めの素材なので、裏面へ配線を通す位置は通常と変える必要がある場合もあるかもしれない。

 アドレッサブルRGB端子の接続だが、マザーボードのMAG B550 TOMAHAWKは、(縦位置で)基板右上と右下にそれぞれアドレッサブルRGB用の3ピン・ピンヘッダがある。延長ケーブル3本はデイジーチェーンで接続し、右上の端子に接続した。

マグネット内蔵で着脱簡単なケーブルストリップ

 次はケーブルストリップ(XPG PRIME ARGB LED STRIP)を取り付ける。今回は2組合計4本のストリップを、2本ずつデイジーチェーンして取り付けた。

 このストリップはマグネット内蔵がとても便利。色々な位置に実際に取り付けて発光させてみてバランスや光の具合を見ながら、どこに取り付けようかあれこれ試すこともできる。

マグネットで手軽に着脱できるので、納得行くまで位置を試すことができる。固定用両面テープも装着されているが、磁力も十分な強さがあるので、テープ固定しないまま使ってもよいだろう

 今回はサイドパネル側の端をぐるりと一周するように取り付けた。裏面には3M製の両面テープが貼付済みなので、位置が決まってしっかり固定したい場合はそれを使えばよい。

 配線については、1組は電源延長ケーブルのデイジーチェーンに追加する形で、もう1組はボード下部のアドレッサブルRGBピンヘッダに接続している。

発光デバイスが多くなると配線が複雑になってくるので、写真のようなアドレッサブルRGBのハブがあると整理しやすい。写真はAmazon.co.jpで購入したノーブランド品

隙間から見える光もカッコイイ!

 今回はMSIのマザーボードを利用したので、MSIのユーティリティー「Dragon Center」の「Mystic Light」機能で発光を制御している。

 カラーが順次切り替わったり、グラデーションで変化させるなど、アドレッサブルRGBならではの美しい発光効果がさまざま楽しめる。

MSIのユーティリティー「Dragon Center」に含まれる「Mystic Light」で制御した

 実際に光らせてみると、ケーブルストリップの明るさと鮮やかさが際立つ。光が強いので、通気口などちょっとした隙間からもピカピカとした光が垣間見えて、その様子もなかなか趣がある。

写真の光条(光源から伸びる光の筋)はカメラの絞り羽根によるものだが、光源が強いので肉眼でもイメージに近い光条が見える。まさにキラキラ感を演出できる

 マザーボードのグラボの延長ケーブルは、淡めに上品に光るのが印象的だ。オプティカルファイバーケーブルの存在感が効果的で、これ自体がいいアクセントになっている。

オプティカルファイバースリーブは淡くじんわりと光るのが特徴

ファイバースリーブは物理的な存在感がすごい。ケーブルストリップの強く鮮やかな光も際立つ

 クリアパネルを越しで見ると、ケーブルストリップの強い光と淡い光の組み合わせがとてもいい感じに仕上がったと思うが、いかがだろうか。

サイドパネルをフルオープンした様子。他に光るパーツはなくてともこれだけ派手に演出できる

前述のユーティリティーを使って、さまざまな色や演出で光らせた

XPGのライトアップアクセサリーなら
既存のPCの雰囲気を簡単にガラリと変えられる

 XPGのライトアップアクセサリーは、すでにあるPCに追加するだけでアドレッサブルRGBならではの美しい効果を楽しめる商品だ。実際にやってみるとその効果はてきめんで、ごく普通のPCを一気に「ゲーミングっぽい」雰囲気を演出することができる。

 メーカー製PCなどではサイドパネルがクリア仕様ではないという場合もあるだろうが、ケーブルストリップの光は強いので、あえて内部から漏れる光だけで楽しむという手もあるし、PCケースの外側に貼り付けて、壁などに反射させたりしてみても面白そうだ。

 特にケーブルストリップの手軽さと鮮やかさは抜群なので、どれか1つ、というならばこのケーブルストリップがおすすめ。価格も5000円程度とお手頃。まずはこれから始めてみてはいかがだろうか。


(提供:エイデータテクノロジージャパン)


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