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PS5のM.2スロット開放までどう持ちこたえる?

容量逼迫必至のPS5での外付けストレージ検証で見えてきた現状と課題

2021年05月27日 11時00分更新

PCでの検証結果詳細はこちら

 最後に、冒頭で一覧にした検証ストレージのPCでの計測結果の詳細をお伝えしよう。

「CrystalDiskMark 8.0.1」でSSD T7の結果

「CrystalDiskMark 8.0.1」で870 QVOの結果

「CrystalDiskMark 8.0.1」でHD-PCF2.0U3-GBE(HDD)の結果

 結果はご覧の通り。SSD T7はシーケンシャルリードで1070MB/秒を記録。870 QVOは、USB 3.2 Gen1(5Gbps)対応の外付けケースを 使用したため本来の性能をフルに発揮していないものの、シーケンシャルリードで411MB/秒。HDDはシーケンシャルリードで140MB/秒とSSD T7に比べて1/7程度の性能となっている。

 もう1つ、実際のファイルを転送したときにかかった時間を計測してみた。1つは100枚の静止画(RAW)ファイル合計5.75GBで、1枚は約60MBほど。もう1つが、10.2GBの動画ファイル。それぞれでストレージからPC(to PC)とPCからストレージ(from PC)の転送時間を手動で計測している。

 結果はCrystalDiskMarkの結果と比例した差がついている。SSD T7は10GB超のファイルをわずか17秒でPCからコピーできるので、こうした動画や写真といったクリエイティブな作業時には重宝しそうだ。

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