SEO対策による効果を確認する
SEO初心者が、SEO対策ソリューション「SEO極」を提供するディテイルクラウドクリエイティブの講師に、SEOについて教えてもらう本企画。
第8回は、これまでに実施したSEO対策により、Googleの検索結果における、該当記事の表示順位にどのような変化が現れたのかを確認する。
検証にしようした記事は、可動式フェイスシールドが便利すぎる。熱が逃げやすく、蒸れない!という記事だ。角川アスキー総合研究所が運営するEC「アスキーストア」の商品紹介記事であり、元のタイトルは「熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデル」というものだった。
思わぬ順位の変化が表れた!
この連載では、ディテイルクラウドクリエイティブ 執行役員の名取 雄介氏、チーフマネージャーの櫻井 玲子氏の指導のもと、SEO極を活用し、該当記事にいくつかの修正を入れた。タイトルの変更も、そのひとつだ。
今回、私が改修したのは以下のポイントだ。
記事の改修ポイント
そして、これらの対策をした上で、Googleの検索結果に表れた変化は以下の通りだ。なお「フェイスシールド」だけの検索では、4月5日時点で9位となった。3月は13位だったので、4位の上昇だ。一時的なものかもしれないが、検索の1ページ目に変わったのは大きいと思う。これだけでも結果は良好と言えるが、ほかにも、組み合わせ検索時に、著しい順位の変化が起きたワードがある。「便利」というワードだ。
「便利」というワードとの組み合わせ検索における
検索結果の順位の変動
- 可動式フェイスシールド 便利 3月2日:100位未満→4月5日:2位
- 可動式 フェイスシールド 便利 3月2日:100位未満→4月5日:2位
- フェイスシールド 便利 3月2日:100位未満→4月5日:9位
- 便利 フェイスシールド 3月2日:100位未満→4月5日:12位
※これらの順位は、無料で使える順位計測用のツールを使って取得している。
※検索結果の順位は、検索する場所や環境によっても異なり、日本全国同じ結果が出るとは限らない。
上記の順位変化の理由として、この連載を続けていたことで、該当ページを普段より多くの方に見ていただいたことも関係しているかもしれない。だが、SEO対策の効果が表れはじめたと考えても誤りではないはずだ。
なお本来は、「接客業」というワードを他サイトとの差別化要素として使用していたので、「可動式フェイスシールド 接客業」や「フェイスシールド 接客業」という検索での上位化ができれば、ベターだったとは思う。
元々の記事のタイトル
熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデル
改良後のタイトル
可動式フェイスシールドが便利すぎる。熱が逃げやすく、蒸れない!
でも、「便利」というワードは、修正前のページでは使用しておらず、新たに加えたワードだ。つまり、第7回で指南を受けたように、「便利」というワードが、意図せず、他サイトとの差別化要素になったと考えられる。
そのほかにも、複数のワードとの組み合わせで順位に変化があった。以下はその一例だ。
ほかのワードとの組み合わせ検索における
検索結果の順位の変動
- 可動式 フェイスシールド 3月2日:13位→4月5日:11位
- フェイスシールド 落ちない 3月2日:13位→4月5日:7位
- フェイスシールド はじめて 3月2日:100位未満→4月5日:8位
- フェイスシールド 視覚 3月2日:100位未満→4月5日:32位
上位化しているワードの組み合わせは、ほかにもたくさんあったが、85位→67位といった上昇は、ここでは割愛している。
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