キリンビールは新ジャンルカテゴリーの「キリン のどごし<生>」をリニューアルした。3月製造品から順次入れ替わっている。本麒麟もすでに「新」になっていて、夏に向けての攻めなのである。カラダがビヤ樽でできているおじさんが試飲してみました。
のどごし生の特徴は「ブラウニング製法」で、こちら、大豆たんぱくからアミノ酸や大豆ペプチドを生成し、糖を加えて加熱することで、深みのある味と香りと黄金色の液色を引き出すキリンビールの特許技術だそうだ。
食品中のアミノ酸と糖を加熱することでうまみやコクを出すという、食品の世界ではよく知られている「アミノカルボニル反応」を応用したもので、カレーやおでんなどをじっくり煮込むほどおいしくなるのと同じ原理だそうである。
今回の「新」のどごし生では、さらに進化した「新ブラウニング製法」になっている。こちら、従来の「ブラウニング製法」をベースとし、加熱する際に加える糖の組み合わせを改良することによって、雑味を減らすとともに、コク・キレ・のどごしを高めることを実現したそうである。
「グッとくるうまさ」の進化は、仕込み工程のたんぱく分解時間を変更して、よりうまみを残して飲みごたえを向上。「爽快な後キレ」の進化は、新ブラウニング製法の名ラード反応時間を変更したことで、雑味が軽減されて、向上したそうである。メイラード反応とは、還元糖とアミノ化合物(アミノ酸、ペプチドおよびたんぱく質)を加熱したときに見られる褐色物質(メラノイジン)を生み出す反応のことだ。
飲んだ瞬間のグッとくるうまさと、飲んだ後の後キレの落差をより大きくすることで、「磨き抜かれた爽快なうまさ」を実現したわけである。
実際に飲み比べてみると、まず、口に入った時のうまみが増していて、とはいえしつこいわけではなく、飲み込んだ後の喉ごしのキレがよくなっている。まさに「爽快なうまさ」が爆発なのだ。ビール「系」飲料なので、もちろんビールほど濃厚さや苦みはないが、爽快感はさすがのどごし生の気持ちよさだ。
GWは終わったが、これから爽快感あるお酒の美味しい季節である。グビッグビッとお酒を流し込みたいみなさんはぜひこの「新のどごし生」を試していただきたい。もちろん、おじさんも、気分に合わせて、SPRING VALLEYに一番搾りゼロ、「新のどごし<生>」そして、ノンアルのゼロイチを取りそろえて飲んでいるますよ、ええ。
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