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山根博士のグロスマレビュー

日本に参入したrealmeが放つ“世界最安5Gスマホ”「realme V3」

2021年04月26日 12時00分更新

カメラはそれほど高性能ではなく
昨日もいたってシンプル

 カメラは前述したように1300万画素がメインで、サブは200万画素のマクロ、そして深度測定用の200万画素と最低限となっている。とはいえカメラのメニューには夜景モードもある。マクロは「その他」の中から起動する。写真とビデオのデジタルズームは画面からワンタッチで「1倍」「2倍」「5倍」が選択可能。最大10倍まで対応だ。

カメラは「夜景」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「その他」。その他の中にウルトラマクロがある

 超広角カメラを搭載せず、またカメラ画質もそれほど高画質ではないため、ほかのスマートフォンにある「超広角切り替え」や「高画質カメラ切り替え」というメニューもなく、カメラのUIはシンプルだ。とはいえ、若い世代が使うことを考え、自撮りの美顔効果はしっかり搭載されている。カメラの設定も多くはない。

美顔効果は外せない機能だ。そしてシンプルなカメラメニュー

 以下はカメラの作例である。手軽に写真を撮ってSNSで近況をシェアする、といった用途なら十分だろうか。

標準(4160x3120ドット)

デジタル2倍(4160x3120ドット)

デジタル5倍(4160x3120ドット)

デジタル10倍(4160x3120ドット)

夜景モード(4160x3120ドット)

ウルトラマクロ(1600x1200ドット)

【まとめ】安さは正義! 日本に投入されたら天下を取りそう

 realme V3はスペックこそエントリークラスだが、5Gに対応しながら1万円台半ばの価格を実現しており、コスパ端末を多数展開するシャオミの強力なライバルとして今後存在感を今以上に高めていくだろう。日本でもこれから5Gの普及が始まる中、フィーチャーフォンからの乗り換え向けなどに低価格な5Gスマートフォンの需要はあるだろう。realmeの日本でのスマートフォン展開はまだ未定だが、グローバル同様にエントリーからハイエンドまで、多彩なラインナップの5Gスマートフォンを期待したい。

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