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グラボとCPUだけではゲーミングPCとは言えない!? XPGのマウスやキーボードでゲーム環境をグレードアップ!

2021年04月21日 11時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集● ASCII
提供: エイデータテクノロジージャパン

XPGブランドは、ゲーミング環境を豊かにするゲーミングデバイスを多数ラインナップしている

ゲーミングPCでキモとなるのはグラボとCPUだけではない!
実際に操作するキーボードやマウスは特に重要

 ゲーミングPCは、PC界における主要ジャンルの1つとしてすっかり定着した。メーカー製やBTOのゲーミングPCを購入した方、あるいは自分でパーツを集めて自作したという方は、ASCII読者には多いだろうが、そのPCではどれだけゲームが快適にできるだろうか。

 高性能なグラボとCPUを搭載していて高速だ。それももちろん重要なのだが、それではゲーミングPCとしての最低要件を満たしただけに過ぎない。ゲームタイトルの多くはキーボードやマウスで操作してプレイするものだけに、使うキーボードやマウスによってプレイフィールが大きく変わり、実際の勝敗にも関わってくる。臨場感という点においては、サウンドも重要な要素だろう。

 ADATAのゲーミングブランド「XPG」では、そうした部分もしっかりフォロー。得意のライトアップ演出だけでなく、こだわりの機構でプレイフィールを向上させ、実際のゲーム環境を豊かにするデバイスを多数ラインアップしている。今回はその中から特におすすめのデバイスをピックアップして紹介しよう。

3種類のブランド軸が選べる高コスパな本格派ゲーミングキーボード
「XPG SUMMONER」

 XPG SUMMONERは、おなじみCHERRY MX RGBメカニカルスイッチを採用した本格派の機能とクールなビジュアルを併せ持つゲーミングキーボードだ。マグネットで装着できるリストレストと交換用レッドキーキャップも付属するフルパッケージでありながら、実売価格で8000円台というコストパフォーマンスの高さも魅力だ。

XPG SUMMONERは、CHERRY MX RGBメカニカルスイッチを搭載した本格派のゲーミングキーボードだ

Amazon.co.jpへのリンク

伝統の青、静音の赤、プロ御用達の銀

 XPG SUMMONERの最大の特長が、前述したようにCHERRY社のMX RGBメカニカルスイッチを採用し、「銀軸(SPEED SILVER)」「青軸(BLUE)」「赤軸(RED)」と軸の違いによる3種類のバリエーションを用意していることだろう。

 メカニカルキーボードのタッチフィールを大きく左右するスイッチパーツの中でも、CHERRY MX RGBメカニカルスイッチは、その性能とフィーリングの良さからブランド化しており、それぞれの特徴的なカラーから「赤軸」「青軸」などの通称で呼ばれている。

 深いストロークで最もメカニカルらしい打鍵感があるのが青軸。キーを押下するとカチッカチッと音がして、手応えがダイレクトに伝わってくる。まさに「ザ・メカニカル」といった感触で「CHERRYの青軸」にこだわって指名買いするユーザーは少なくない。

「ザ・メカニカル」といったタッチフィールの青軸。押し込むたびにカチッカチッとした心地よいクリック感が得られる

 一方、静音性に配慮したスイッチが赤軸だ。深めのストロークながらスコッと小気味よくスイッチが入り、軽いタッチで滑らかに入力できる。家族などが近くにいる場所で使う方、ゲーム動画を配信する方など、キーボードの打鍵音が大きいと都合が良くないユーザーに好まれている。

深いストロークでしっかりした押下感がありながら、なめらかで軽快なタッチフィールの赤軸。比較的静音なので、ゲーム配信などにも向く

 銀軸はアクチュエーションポイント(押下したときに反応するポイント)が極端に浅く、軽い力で高速な入力が可能なスイッチだ。高速入力、高レスポンスを必要とするアクションゲーム、シューター系ゲームなどに向いており、この銀軸を愛用するプロのeスポーツプレイヤーも多いという。

銀軸の英語名は「スピードシルバー」。アクチュエーションポイントが浅く、レスポンスが高速。トップの戻りも速く、軽い力で高速入力ができる

7つのプリセット効果が楽しめるイルミネーション

 また、XPG SUMMONER Gamingのボディーは、無駄のないコンパクトなフォルムで951g。重すぎず、軽すぎないちょうどよい重さで安定して設置できる。キートップはエルゴノミクスなデザインで指になじんで心地いい。

無駄のないコンパクトなフォルム。サンドブラスト加工したアルミフレームは見た目も好印象だ

 サンドブラスト加工したアルミフレームは見た目にも好印象。さらに、すべてのキーにRGB LEDを搭載しており、7種類のプリセットが登録されており、Fnキーとカーソル左右キーでエフェクトを切り替えることが可能だ。

RGB LEDが搭載されており、鮮やかなイルミネーション演出が楽しめる

 中でも7色の光が波のように移り変わる「レインボーウェーブ」はインパクト抜群。これぞゲーミングキーボードといったエフェクトだ。起きたキーから衝撃波のように光が広がっていく「さざ波」なども面白い。もちろん、単色で発光し続ける「静的」、一定間隔で色が変わる「色サイクル」、呼吸をするように点滅する「ブリージング」といった基本的な効果も用意されている。

 ユーティリティー「XPG PRIME」での制御にも対応しており、エフェクトを重ね合わせたオリジナルのプロファイルが作成できる「CANVAS」機能も用意されている。さらに、XPG PRIMEでは、キーアサインの変更やマクロキーの登録機能も備えている。複雑な操作をキー1つで実行できる。

「XPG PRIME Software」では、イルミネーションのカスタマイズやマクロ機能など多彩な機能が利用できる

カラー、色が変わる方向など細かなカスタマイズが可能

CANVAS機能を利用すると、エフェクトの重ねがけも可能に

キーアサインの変更機能はとてもわかりやすい

ゲーミングモードとして、誤入力しやすいWindows/Alt/Tabなどを無効にする機能がある

マクロを登録、好きなキーにバインドできる

ボリューム調整、リストレストなど充実の装備にも注目したい

 キーリムーバーと交換用キーキャップも付属。WASDキーを目立たさせるなどのカスタマイズできるようになっている。

9個の交換用キーキャップとキーキャップリムーバーが標準で付属している

WASDキーなどゲームで良く利用するキーを強調させられる

 全キーの同時押しを正確に認識できる「Nキーロールオーバー」、同時押し時に押していないキーが反応することがない「100%アンチゴースト」といったゲーミングに必須の機能も当然ながら搭載している。

 マグネットで着脱できるリストレストも付属している。こちらの感触も実に心地よく、絶妙な反発で手首を支えてくれるため、長時間のプレイでも疲れにくいだろう。もちろん、通常のテキスト入力も快適。音量調整ダイヤルとミュートボタンがあるのも何かと便利に違いない。

マグネット式のレストリストが標準で付属する。絶妙な反発で手首を柔らかく支えてくれる

USBパススルーの端子があるので、マウスを接続するのに便利

ケーブルにはUSBパススルー用のコネクター(「EXT」とプリントがある)を装備している

テンキーの上にミュートボタンと音量調整ダイヤルがある

 CHERRY MXメカニカルスイッチを採用した快適な操作感に加えてこの充実装備。これらのすべてが入って1万円を切る実売価格は、さまざま存在するゲーミングキーボードの中でも実にお買い得。一般的なキーボードからゲーミングキーボードへのステップアップを考えているならば検討してみてほしい。

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