横浜市庁舎では4月14日より、東京2020公式アートポスター全20作品を中心とした展示を実施する。期間は4月28日まで。
横浜市庁舎展示スペースAにて、東京2020大会の魅力や期待を感じられる、多彩なアーティストによる個性豊かな作品の数々を展示する。また、横浜での創作活動や個展開催など、横浜に縁のある東京2020公式アートポスター制作者5名からのメッセージ動画を放映する。メッセージ動画は、東京2020横浜市ウェブサイトでも公開されている。
東京2020公式アートポスター制作者
書家:金澤翔子さん
1985年東京生まれ。5歳から母の師事で書を始める。2005年に銀座書廊において初の個展を開催。その後、法隆寺、東大寺、薬師寺等で個展・奉納揮毫。福岡県立美術館、愛媛県立美術館、ニューヨーク、チェコ、シンガポール、ドバイ、ロシア等でも個展を開催する。NHK大河ドラマ「平清盛」揮毫。国体の開会式や天皇の御製を揮毫。紺綬褒章受章。日本福祉大学客員准教授。文部科学省スペシャルサポート大使。
アーティスト:鴻池朋子さん
1960年秋田県生まれ。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業後、玩具、雑貨などのデザインに携わり、現在もその延長で、アニメーション、絵本、絵画、彫刻、映像、歌、影絵、手芸、おとぎ話など、様々なメディアで作品を発表している。場所や天候を巻き込んだ、屋外でのサイトスペシフィックな作品を各地で展開し、人間の文化の原型である狩猟採集の再考、芸術の根源的な問い直しを続けている。
グラフィックデザイナー:佐藤卓さん
1955年東京⽣まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同大学大学院形成デザイン修了。電通を経て1984年、佐藤卓デザイン事務所(現TSDO)設立。「ニッカウヰスキー ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」「明治 おいしい牛乳」のパッケージデザインなどを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクターを務めるなど多岐にわたって活動。
美術家:野老朝雄さん
1969年東京生まれ。東京造形大学で建築を専攻。2001年9月11日より「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザイン等、分野を跨ぐ活動を続ける。初となる個展(2001年)が横浜で開催されたほか、2006年5月~2008年8月まで横浜のアートスペース BankART Studio NYKにて創作活動を実施。その後もアーツコミッション・ヨコハマの助成を受け、市内で活動を行なう等、横浜との縁も深い。2016年~東京大学⼯学部非常勤講師、2018年~東京大学教養学部非常勤講師。
画家:山口晃さん
1969年東京生まれ。群馬県桐生市に育つ。東京藝術大学美術学部油画専攻卒業。同大 学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。成田空港のパブリックアート、新聞小説の挿画、連載漫画、CDジャケットなどを手掛け、幅広い創作活動を展開している。国内外での展示多数。
100日前記念ライトアップ
オリンピック、パラリンピック開会100日前を記念し、東京2020オリンピック100日前の4月14日、東京2020パラリンピック100日前の5月16日の2回ライトアップを実施する。
本企画には、医療従事者をはじめとする社会活動の維持に従事する人々への感謝の気持ちを伝えるとともに、スポーツを通じて平和について考えるきっかけにしたいという思いが込められている。
場所は横浜スタジアム、横浜国際総合競技場、大観覧車「コスモクロック 21」、横浜ベイブリッジなど。詳細は東京2020オリンピック・パラリンピック横浜市ウェブサイトでチェックしよう。
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