OPPOのサブブランドとしてスタートし、現在は独立したrealmeがワイヤレスイヤホンとスマートウォッチで国内デビューした。
デザインにこだわる一方で、手の届きやすさ、つまり安価で気軽に使える点も重視しているブランドだ。その製品の中からアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能搭載ながら1万3800円の「realme Buds Air Pro」と、デザインを重視しながら価格3480円の「realme Buds Q」が編集部に到着したので、機能・使い勝手・音質などを紹介する。
ノイキャンと低価格、2種類の完全ワイヤレスイヤホン
realme Buds Air Proは、S1チップと呼ばれる高性能なプロセッサーを使用し、ANCに必要な処理を実行。最大35dBのノイズキャンセル性能が得られるという。最高レベルのノイズキャンセリング性能をうたっているが、メーカーの説明をみると、電車や自動車で移動時に感じる低い音域での騒音と、生活空間で発生するファンの音など比較的高い音域のノイズ低減効果が高い点が特徴のようだ。
ドライバーは10mmのダイナミック型。筺体はアンテナやマイク部が下に伸びたタイプで、外音取り込み機能(トランスペアラントモード)やマイクのノイズキャンセル機能も装備している。対応コーデックはSBCとAACだ。海外サイトの説明を読む限りでは、リレー方式よりも切れにくい左右同時伝送にも対応しているようだ。
イヤホン本体はIPX4相当の生活防水に対応。重量は5g。ケースの・サイズに対してはメーカーサイトなどで特に記載がないが、軽量デザインをうたっている。ブラックとホワイトの2色のカラバリを用意。USB Type-C端子を備え、ケース充電併用で最大25時間(本体のみ5時間)の再生ができる。
realme Buds Qはエルメスのデザインなども手掛けるジョゼ・レヴィ氏をアートディレクターに迎え、充電ケース・イヤホン本体ともに、丸石風(Cobble)のデザインを採用している。ドライバーは10mmのダイナミック型で、SBCとAACコーデックに対応。
イヤホン本体の重量は片耳3.6g、ケース込みで35.4gという軽さ。充電ケースのサイズも幅59.8×奥行き45×高さ29.9mmと小型。それでもケース充電併用で最大20時間(本体のみ4.5時間)の再生が可能だという。IPX4相当の生活防水にも対応。充電端子はMicro-USBとなる。
なお、ともにAndroid版のみだがrealme Linkという接続/設定用のアプリを用意している。
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