アップルは3月30日、同社の提供する「Independent Repair Providerプログラム」が世界200以上の国・地域の大半で利用できるようになると発表した。
Independent Repair Providerプログラムは事業規模を問わず修理業を営むサービスプロバイダーが純正の部品や専用器具、修理マニュアル、診断プロセスの提供を受けることができる取り組み。2020年に欧州とカナダで拡大して提供を行なった。
現在、Independent Repair Providerプログラムを通じてApple製品の修理サービスを提供している拠点の数は、米国、カナダ、欧州を合わせて1500を超えるまでに拡大しているという。
また、プログラムに参加する修理サービス事業者はアップルが提供する無料トレーニングと純正部品、専用治具、修理マニュアル、Apple正規サービスプロバイダー(AASPs)、およびApple直営店で実施されるのと同じ診断プロセスが提供される。
Independent Repair Providerプログラムへの参加に費用はかからないが、参加資格を得る修理サービス事業者には、同プログラムに基づく修理サービスを実施する専任のApple認定技術者を置くことが求められる。この認定プロセスは簡素で費用はかからないという。
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