折りたたみスマホ「razr 5G」が話題になっているモトローラだが、主力はミドルクラスのSIMフリースマホ「moto g」シリーズ。その新モデルとして、「moto g10」と「moto g30」の2モデルが発売された。ともに税込で2万円台とかなりお手頃な製品。レビュー記事も後日掲載予定だが、まずは外観のフォトレポをお届けしよう。
ともに5000mAhの大容量バッテリー搭載
モトローラ製スマホの美点は今回も継続
まず、moto g10は税込2万1800円とかなり安価な1台。性能的にもエントリークラスに近い内容だが、5000mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、安心して使える1台だろう。
主なスペックは、HD+解像度の6.5型液晶(20:9、720×1600)、Snapdragon 460(1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、Android 11など。カメラは4800万画素をメインに、800万画素の超広角、200万画素のマクロと深度センサーの4眼構成(イン800万画素)。カラバリはサクラパール、オーロラグレイの2色。
つづいて、moto g30。外観はmoto g10とほとんど変わらず(カラバリはダークパール、パステルスカイ)、価格も税込2万5800円と大きな差はないが、600番台のSnapdragonやリフレッシュレート90Hzのディスプレーなど、性能はかなり高くなっている。
そのスペックは、6.5型液晶(20:9、720×1600)、Snapdragon 662(2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、128GBストレージ、5000mAhバッテリー、Android 11など。カメラはメインが6400万画素で、800万画素の超広角、200万画素のマクロと深度センサーの4眼構成(イン1300万画素)。ネットワークはともに3大キャリアとDSDVに対応している。
実際の操作感では、Antutuのスコアどおりにmoto g30の方がスムーズかつ快適に使える。ストレージも倍になっており、スマホとしての使い勝手を重視するなら、moto g30がオススメと言えそうだ。また、moto gシリーズの魅力として、メーカーによるUIのカスタマイズ度合いが少なめで、使い勝手に優れるだけでなく、バッテリー容量以上の持ちの良さも感じる。背面指紋センサーも操作しやすく、お手頃かつシンプルに使えるAndroidスマホを求める層に向いた1台だろう。
moto g10 | moto g30 | |
---|---|---|
ディスプレー | 6.5型液晶(20:9) | |
画面解像度 | 720×1600 | |
サイズ | 約75.73×165.22×9.19mm | 約75.73×165.22×9.14mm |
重量 | 約180g | 約200g |
CPU | Snapdragon 460 (1.8GHz、オクタコア) |
Snapdragon 662 (2GHz、オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) | |
OS | Android 11 | |
対応バンド | LTE:1/2/3/5/7/8/18 /19/20/26/28/38/40/41 W-CDMA:1/2/5/8 4バンドGSM |
LTE:1/2/3/5/7/8/18 /19/20/26/28/38/40 W-CDMA:1/2/5/8 4バンドGSM |
DSDV | ○(4G+4G) | |
対応ネットワーク | ドコモ/au/SB | |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) | |
カメラ画素数 | 48メガ(標準) +8メガ(超広角) +2メガ(マクロ) +2メガ(深度) イン:8メガ |
64メガ(標準) +8メガ(超広角) +2メガ(マクロ) +2メガ(深度) イン:13メガ |
バッテリー容量 | 5000mAh | |
FeliCa/NFC | ×/○ | |
生体認証 | ○(指紋) | |
SIM | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
イヤホン | ○ | |
カラバリ | サクラパール、オーロラグレイ | ダークパール、パステルスカイ |
発売時期 | 発売中 | |
価格(税込) | 2万1800円 | 2万5800円 |
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