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【連載】国内最大級のデパ地下がついに完成! 約40ブランド・約500種類のパンを集めたコーナー誕生

2021年03月26日 20時20分更新

 はじめまして。横浜髙島屋の店長をしております青木和宏です。店長になって5年目となりますが、私自身の横浜愛があふれる地元百貨店ならではの取り組みを様々行なっています。

 これからそんな私の横浜への思いをお伝えしていきたいと考えています。よろしくお願い致します。

 2019年秋から順次進めてきた、横浜髙島屋の「食料品フロア1.5倍増床計画」がついにこの3月に完了となりました。3月8日にプレオープンして、すでにお披露目をしていましたが、緊急事態宣言も解除になったことで、3月24日から「グランドオープンフェスティバル」として改めてお知らせすることとなりました。これまでの本館エリアを「フーディーズポート1」、新たに増床した売場を中心とする地下街エリアを「フーディーズポート2」と呼称していますが、フーディーズポート2の中に、新たにインターナショナルなスイーツブランドや惣菜、目玉となるベーカリーゾーンがオープンすることになりました。

 数回にわたって、新しく誕生した「国内最大級のデパ地下」の魅力を余すところなくお伝えしていきたいと思います。

 今回はその中で早くも人気になっている「ベーカリースクエア」についてご紹介いたします。

 この「ベーカリースクエア」は約400㎡の売場に約40ブランド・約500種類のパンを集めた、他に類を見ない一大ベーカリーゾーンとなっています。

 中でも注目を集めているのが、地元神奈川のパンを日替わりで約30ブランドずつ展開する「KANAGAWA BAKERs’DOCK」です。ここは地元横浜の企業「ハットコネクト」と共同開発した、まさに地元愛あふれるコーナーです。

 お客様からは「パン好きにはたまらない」「まるで天国のよう」といったお声を早くもいただいています。複数のパン屋さんの商品をいろいろ選んで一括会計できるのが最大の魅力です。パン屋さん巡りがお好きな方には特におすすめしたいコーナーです。顔写真入りでシェフの紹介もしていますので、ぜひそちらもご覧ください。

  またここでは、次代を担う「国際フード製菓専門学校」の生徒さんのパンを曜日限定で紹介する取り組みのほか、閉店後のパンを冷凍してセットにし、オンラインストアで販売したり、工場に送って堆肥にすることで農作物のために再利用する、といった持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っています。

 早くも人気沸騰の「ベーカリースクエア」。次回は行列必至の他のベーカリーブランドを紹介していきます。

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文/青木和宏(あおきかずひろ)

 1965年生まれ。1987年株式会社髙島屋入社。2017年より横浜髙島屋店長。
 趣味は、横浜の街歩き。横浜西59の楽曲「LOVE YOKOHAMA」では作詞を担当。

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