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南海電鉄の16駅でVisaのタッチ決済による入出場対応の実証実験

2021年03月25日 19時10分更新

 ビザ・ワールドワイド・ジャパン、南海電気鉄道、三井住友カード、QUADRACの4社は、昨年12月に発表していた南海電鉄の一部駅におけるVisaのタッチ決済とQRコードによる運賃支払い、改札の入出場対応の実証実験について、4月からの開始とともに、対応駅などの詳細を公表した。

 まず、対応駅は16駅32改札(難波、新今宮、天下茶屋、堺、泉大津、和歌山市、りんくうタウン、関西空港、堺東、三国ヶ丘、金剛、河内長野、橋本、九度山、高野下、高野山)。

 今回の実証実験では、Visaのタッチ決済を用いて、既存の交通系ICカードでの使い方のように乗車区間の運賃をそのたびごとに決済する「都度利用」のほかに(4月3日開始、利用履歴は専用サイトから確認可能)、南海アプリ上でデジタルチケットを購入し、その際に表示されるQRコードを専用改札機にかざすことで改札が通過できるタイプの2パターンで提供される。

 特にデジタルチケットでは、さまざまなユーザーや用途に対応した企画乗車券の展開が可能となるが、今回のテストでは5月/6月/7月の1ヵ月間有効で、9時以降の入場が条件というラッシュ時緩和を目的とした、割引率が高い6回券/10回券/18回券の3種類の乗車券を販売する。

 

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