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南海電車の一部駅に、Visaのタッチ決済とQRコードに対応した自動改札機

2020年12月24日 15時40分更新

 ビザ・ワールドワイド・ジャパン、南海電気鉄道、三井住友カード、QUADRACの4社は、2021年春から南海電鉄の一部駅において、Visaのタッチ決済とQRコードに対応した自動改札機を設置して、実証実験を実施することを発表した。ビザ・ワールドワイド・ジャパンによると、国内の駅の改札でVisaのタッチ決済での入出場を可能にしたのは初としている。

 南海電鉄は、大阪・なんば駅と関西国際空港を結ぶほか、和歌山や高野山など、日本国内のみならず、インバウンドによる海外からの利用者も多い路線を持っている。Visaのタッチ決済対応によって、移動から買い物まで完結できる利便性向上は大きいとしている。また、国土交通省からは日本版MaaS普及に向けた支援事業にも選定されているとのこと。

 今回の実証実験では、Visaのタッチ決済機能を持つクレジットカードやデビットカードを入場/出場時に改札機にかざし、改札通過と運賃精算ができる「都度利用」、あらかじめ南海電鉄のサイトやアプリで企画乗車券を購入し、その際に発行されるQRコードを改札機にかざすことで利用できる「事前購入」の2種類のサービスを提供する。実証実験の実施期間は2021年春から同年末までの予定。

 

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