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JCBとパナソニック、手ぶらで決済できる「顔認証決済」の本格展開に向けた検討を開始

2021年03月25日 15時30分更新

 ジェーシービー(以下、JCB)とパナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下、パナソニック)は3月25日、「顔認証決済」の本格展開に向けた検討を開始すると発表した。

 JCBがパナソニックの展開する「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」に参画したことにより、両社で検討を開始することになった。

 顔認証決済はJCB加盟店に設置する顔認証端末で、事前に登録した顔画像と、決済する人の顔画像を照合する。手ぶら決済による利便性の向上や、会計時間の短縮による待ち時間の削減およびレジの回転率向上等を目的として、ストレスフリーな決済を実現するという。

 専用決済端末だけでなくスマートフォン・タブレット・PC等の汎用的な端末でもシステム連携が可能で、店舗側で既にお持ちの端末でも導入することができる。また、セキュリティー向上のため、PIN(暗証番号)入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能。

 今後両社は、簡単・スピーディーに展開できる顔認証技術を活用したサービスの実現を目指し、安全・安心で利便性の高い、顔認証決済のスキームを構築・拡大していくとのこと。

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