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コロナ禍で大量廃棄される食材を活用、壱岐島のミシュラン5つ星旅館と焼酎蔵のクラフトジン作り

2021年03月25日 10時40分更新

 高級温泉旅館「壱岐リトリート 海里村上」は3月24日、壱岐の蔵酒造と共同で和食に合うクラフトジンを製造するクラウドファンディングを開始した。

 壱岐リトリート 海里村上は長崎県から飛行機機でおよそ30分、福岡県から船でおよそ60分の離島、神々が集う島として知られる「壱岐」に位置する離島リゾート。全12室源泉露天風呂付オーシャンビューを備える離島の高級温泉旅館。「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」において日本の離島で唯一の5パビリオンに紹介されるなど、壱岐の海陸から獲れる豊富な天然食材と高濃度の良質な金色の温泉が魅力。

壱岐リトリート 海里村上

 今回、コロナ禍で観光客が激減したことで壱岐島の観光業が打撃を受け、大量に廃棄される食材の有効活用のため壱岐の蔵酒造と共同でクラフトジンを作ることにしたという。壱岐焼酎特有の米由来の優しい甘み、フローラルないちご、柑橘類の爽やかさ、ハーブのような苦みを醸し出すアスパラ、モリンガ、温泉成分、ウニの殻から出る磯の香りなどをひとつにバランスよく包み込む二ホンミツバチのはちみつの華やかな香りが特徴のジンという。

皮だけがゆず胡椒になった柚子(左)、総料理長・支配人の大田誠一氏とソムリエ大場裕二氏(右)

壱岐の蔵酒造

 クラウドファンディング「壱岐島初!クラフトジンを作りたい! ~島のフードロス問題を解決~」は3月21日~5月9日の期間、CAMPFIREにて募集する。「Japanese Iki Craft Gin Kagura」(1本2500円から、早割価格2000円/1本)のほか、壱岐牛や紫ウニなど壱岐の特産物とのペアリングセットが用意される。また、クラフトジンはまるごと樽1本も用意。

壱岐の特産物とのペアリングパックが用意される

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

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