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ヤマハ、新しい「うた」の学び方を提案する小学校向けのデジタル音楽教材「うた授業」発売

2021年03月23日 19時40分更新

 ヤマハは3月23日、小学校向けのデジタル音楽教材「うた授業」を4月上旬より発売すると発表した。また、歌唱指導のノウハウをまとめた関連書籍「「教える」から「学びを深める」うた授業へ」も3月下旬に発売する。

 うた授業は「Smart Education System」の新商品で、ICTならではの豊富な機能と映像、体系化されたコンテンツによって、子ども達も先生も無理なく自然に楽しめる歌唱の授業を可能にする。関連書籍には、先生の日頃の指導の悩みを解決する歌唱授業のアイデアを126ページに渡って収録し、今必要とされる音楽授業の実現をサポートする。

 本教材は小学校の音楽科の教育現場に最適な3つのメニューから構成されており、「音楽で遊ぼう」には「常時活動」を具体的に実践できるコンテンツを多数収録し、「日本の歌を歌おう」には、学習指導要領で定められている「歌唱共通教材」24曲をすべて網羅したコンテンツを収録している。そして「いろんな歌を歌おう」には、シンプルな構成で児童でも取り組みやすい2パートの合唱曲を5曲収録。これ1つで小学1年生から6年生までの全学年をカバーする体系的な「うた」の授業を実践できる。

 ほかにも楽譜の色付け、テンポ・キー変更、リピート機能など、デジタルならではの豊富な機能と、34本の学習動画が子ども達のレベルに合った学びを提供する。

 また、楽譜や映像を大型モニターに映して授業を行なえば、先生は机間指導で子ども達をきめ細かく見取ることができ、デジタル教材を使った進行を解説した「活動案PDF」や、言葉だけではイメージしにくい活動の実践動画が収録されており、「使いこなせるか不安」という先生方も安心して利用できる。

 価格は2ライセンス(DVD-ROMパッケージ)が1万780円、校内無制限ライセンス(ストリーミング配信)が年間1万6500円。「教える」から「学びを深める」うた授業へは2420円。

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