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ミドリムシなど由来のバイオジェット燃料完成 年内の供給・フライトを目指す

2021年03月15日 19時30分更新

 ユーグレナとChevron Lummus Global(以下、CLG)、Applied Research Associates(以下、ARA)は3月15日、ユーグレナのバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントにおいて、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)等由来のバイオジェット燃料の完成を発表した。

ユーグレナバイオジェット燃料

バイオジェット燃料の歩み

 なお本バイオジェット燃料は、微細藻類や廃食油などの生物系油脂を原料として、BICプロセス(CLGとARAが共同で開発したバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術)により製造した純バイオジェット燃料に対してASTM Internationalが定める国際規格ASTM D7566 Annex6に適合している。

バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント

 2020年4月より先行して供給を開始していたバイオディーゼル燃料に引き続き、バイオジェット燃料も供給開始の目途が立ったことから、年内のフライト実現に向けて、今後、航空運送事業者や航空局等との最終調整を進めていくとのこと。

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