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週替わりギークス ― 第201回

人に会いづらいコロナ禍でもビジネスチャンスは広げられる-倶楽部情報局

2021年03月17日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「人に会いづらいコロナ禍でもビジネスチャンスは広げられる」を紹介します。


副業や働き方に関する、お悩みにお答えします!

 「副業したいけど、時間がない」「第二新卒・30代で、転職するかどうか迷っている」など、副業や仕事に関するお悩みやご相談ありませんか? 大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長で、パーソルキャリアの会社員でもある正能茉優さんが、皆さんのお悩みにお答えします!

 お悩みの投稿はこちらから。ぜひ気軽にお悩みを書き込んでみてください!

 ASCII読者の皆さん、こんにちは!正能茉優です。

 今月も、パーソルキャリアの新規事業企画、ハピキラFACTORYの代表、そして慶應義塾大学大学院の特任助教と、3つのお仕事をしています。

 さて、この連載「お仕事悩み、一緒に考えます。」では、今月も、読者の皆さまからいただいたお仕事に関するお悩みについて、一緒に考えていきます。

 今月のテーマは、withコロナ時代の「可能性の広げ方」について。

 気軽には人と会うことができなくなった今、どうやって、自分やビジネスの可能性を広げていくのか?

 新しい出会いが生まれにくいwithコロナ時代の、可能性の広げ方について、私なりの考えをお伝えできればと思います!

●withコロナの今、私たちはどう可能性を広げるのか?

 まゆさん、はじめまして。私は今、社会人4年目になる26歳です。

 まゆさんと同じく、人材系の会社で働いており、今は広報の仕事をしているのですが、新規事業や企画の仕事にも興味があって、いつかそうした仕事をしてみたいという気持ちがあります。

 ただ、こうした仕事をすぐにできるか?と言うと、今はまだ経験がなく、一緒に何かを始める仲間もいないため、まずはいろんな人と話をして、少しずつチャンスを広げていければという思いです。

 今回は、この「チャンスの広げ方」について悩んでいることがあり、まゆさんにご連絡をしました。

 私が悩んでいるのは、こうした「チャンスの広げ方」がこれまで通りにできなくなってきたこと、そして今後もこの状況が続くなら、何か新しい「チャンスの広げ方」を見つけなくてはいけないのでは?ということです。

 これまで私は、自分のチャンスを広げたいと思った時には、社内外問わず「人と会う」ようにしてきました。

 たとえば、社内イベント後の飲み会で出会った人と意気投合して、社内のコンペにアイデアを出してみたり。企業の中で新規事業の企画をしている人のトークイベントに行って、同じく新規事業を志す同世代の仲間を見つけたり。

 これらの動きが、私の目指す「新規事業や企画の仕事に携わる」ということにどれくらい直接的な影響があるのかは自分でもわからないですが、人と会う機会がすっかり減った今、他に何かできることもないのでモヤモヤしています。

 どのようにしたら、これまでのように、じわじわと可能性を広げることができるのでしょうか?色々なお仕事をされているまゆさんは、きっと「可能性を広げること」にお詳しいと思うので、ぜひ教えてください。

 (カナミさん・26歳・広報職)

●withコロナの今、私たちはどう可能性を広げるのか?

 カナミさん、はじめまして。

 このたびはおたより、ありがとうございます!

 この状況が始まって、早1年。

 「コロナがおさまったら、また再開しよう」という気持ちが徐々に薄れ、「この状況でも、できる方法は何か?」という発想に切り替わってきたというお話、すごく共感しました。

 可能性の広げ方については、正直カナミさんと同じく私も悩んでおり、「この状況でもできること」「この状況だからこそできること」を模索しているので、今日はそのお話をお伝えできればと思います。

●オンラインでの出会い≒リアルでの出会いの時代がやってきた

 私がまず思うのは、私たちの中に無意識にある「オンラインでの出会い < リアルでの出会い」という気持ちを払拭する必要があるのではないか?ということです。

 オンライン飲みよりも、リアルで飲んだほうが、仲良くなれそう。

 オンラインで打ち合わせするよりも、リアルで打ち合わせするほうが、アイデアが出そう。関係性も深まりそう。

 これまでの人との関わり方をベースに考えると、「オンライン < リアル」になるのは、とても自然なことだと思うのですが、リアルとオンラインという2つの選択肢をフラットに並べられないオンライン優位のwithコロナの今は、この2つをはなから比べて、「でも、オンラインだしな」と諦めてしまうことを意識的にやめていく必要があると思うのです。

●withコロナ=「目的ドリブン」な時代?

 さらに、オンラインで人と会ったり話すときの行動改革も必要かもしれません。

 オンラインでの行動というのは、リアルでの行動に比べて、「目的ドリブン」つまりは目的ありきになりがちだと私は考えます。

 たとえば、ショッピング。

 街やショッピングモールをリアルでぶらぶらとしている時には、その中で、いろんなお店に入って、商品と出会って……と新しい出会いを実現していくことが可能です。一方、オンラインでの買い物だと、欲しいものが明確にあって、それを検索して購入するという形がベースになりますよね。

 (ネットサーフィンしている中での予期せぬ出会いももちろんありますが……)

 人と会うことも、同様です。

 これまでは、イベントや飲み会に行けば、その中でいろんな人に会えたり、その人との関係が深まったり、「とりあえず会ってみる」ことでの発展が何らかありました。

 ただ、オンラインで人と会うとなると、なにか目的がないと、会いにくい。

 だからこそ、カナミさんの感じられているような「チャンスの広げ方」がこれまで通りにできなくなってきたということが発生しているのだと思います。

 そこで必要になってくるのは、単純に、この「目的ドリブン」なやり方に合わせて「人と会う目的を明確にする」ことです。

 なんとなく人と会いたいのではなく、なんのために人と会いたいのか?

 社内で新規事業に一緒に一緒にやれる仲間が欲しいのか、企画職経験者に企画の仕事を教えてほしいのか。

 「ここまで考えて、会う」というように、行動を変えていく必要がある時代なのかもしれません。

 人と会う目的を明確にすることは、目的を達成するという観点においては、行動される方ご自身にとっても、メリットがあるように思います。会う人同士の目的・思いが合っていれば、意気投合できる可能性も高まりますものね。


 続きは「人に会いづらいコロナ禍でもビジネスチャンスは広げられる」でお楽しみください。

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