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阪急阪神ホールディングスグループ、沿線居住者向けの都市型MaaSの実証実験を開始

2021年03月11日 20時00分更新

 阪急阪神ホールディングスグループは3月11日、三菱総合研究所と共同で、西宮市において、沿線居住者向けの都市型MaaS(Mobility as a Service)の実証実験を実施することを発表した。期間は4月21日から7月20日まで。

 本実験は、西宮居住者で、阪急阪神のグループカード「STACIA PiTaPa(スタシア ピタパ)カード」会員の中からおよそ1000名をモニターとして募集する。

 モニターには実験用MaaSアプリ「maruGOTにしのみや」を通じて多様なサービスを利用してもらうことで、地域内移動や消費活動に対する本アプリの効果や有用性、機能等の検証を行なう。なお、本アプリは4月8日からダウンロード開始予定。

  本アプリは、主な機能・サービスとして西宮地域を中心とした鉄道・バスなどの公共交通や、カーシェア・マイカー・自転車・ウォーキング等のあらゆる移動手段を対象とする経路検索、並びに鉄道やバスのリアルタイム情報の提供ができる。

 また施設・店舗情報と連携し、同地域の「おすすめ100スポット」の詳細情報や各スポットを目的地とする経路検索機能を提供。

 経路検索時に、参画企業のアプリ・ウェブサイトを通じてタクシーやシェアサイクル等の交通サービスの予約・決済を行なうことも可能。

 モニター限定で、本アプリ限定のポイントサービスを獲得できるイベントも実施される。獲得したポイントは西宮地域の実験協力店舗・施設等で利用ができるほか、阪急バス1日乗車券・さくらやまなみバス1日乗車券との引換もできる。

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