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ARで過去の姿と比較できる子供の成長記録アプリ、LiDARスキャナー搭載iPhone向けに3D撮影機能を追加

2021年03月10日 11時00分更新

 無重力は3月9日、ARを利用した子供の成長記録アプリ「せいくらべ」のアップデートを実施、LiDARスキャナー搭載iPhone向けに3D撮影機能を追加したバージョンをリリースしたと発表した。これにより臨場感のあるARデータの記録と表示ができるようになったとのこと。

 せいくらべは写真撮影と身長計測を同時に行ない、子供の成長を記録するアプリ。撮影したデータはARで表示でき、過去の記録と合わせて背を比べることができる。また、WebARを用いてURLを共有することで、アプリ非利用者でも成長データを閲覧できる。

 従来のベータ版では、LiDARスキャナー(物体までの距離を把握するセンサー)を利用した高精度の3Dデータでの記録ではなく、2Dの写真を切り抜いてARデータを生成する方式を採用、LiDARスキャナー搭載端末以外でも利用可能となった。ただし、LiDARスキャナーを搭載していないiPhoneでは身長測定に30cm前後の誤差が生じ、記録の保存前に手動で修正する必要がある。

 なお、今回のアップデートで追加された3D撮影機能は、iPhone 12 ProなどのLiDARスキャナーを搭載したiPhoneでのみ利用可能。

 アプリの対応端末は、iPhone Xs以降に発売されたiPhone。共有機能を通じて共有されたURLからWeb ARを閲覧できる端末(閲覧のみが可能な端末)はiOS 12.0以上の端末か、AR Core対応の端末。

 ダウンロードはこちらから。

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