メイン用でも家庭用でも使えるコスパモデル
11万円台でRyzen 7 4800H搭載、デスクトップに比肩する実力を備えた15.6型ノート「mouse X5-R7」
これが8コア/16スレッドのRyzen 7 4800Hの実力だ!
mouse X5-R7が使いやすいノートだというのは十分伝わったと思うが、最大の価値は、その性能の高さにある。ここではいくつかの定番ベンチマークソフトを使い、その実力を紹介していこう。
まずはPCの総合性能をチェックできる「PCMark 10」。トータルスコアだけでなく、ウェブ閲覧やビデオ会議といった一般用途で評価する「Essentials」、オフィスソフトの性能などで評価する「Productivity」、写真や動画編集といったクリエイティブ用途で評価する「Digital Content Creation」の3つのスコアも表示してくれる。
高速なNVMe対応SSDを搭載していることもあり、Essentialsのスコアは高め。また、強力なCPU性能のおかげで、Productivity、Digital Content Creationのスコアも高レベルとなっていた。これだけの性能があれば、動画編集などの重たい処理もストレスなくできるだろう。
続いてはCPU単体の性能を測れるベンチマークソフトとして、「CINEBENCH R23」の結果を見てみよう。このベンチマークはCGのレンダリング速度から独自のスコアでCPUを評価してくれるもので、このスコアが高ければ高いほど高性能なCPUとなる。CGレンダリングは分散処理に向いているため、マルチコアCPUがその実力を発揮しやすい。つまり、CPUの最高性能を調べるのに向いているベンチマークソフトとなる。
mouse X5-R7が搭載しているRyzen 7 4800Hは8コア/16スレッドとなるため、かなり高いスコアが期待できる。
結果は見ての通り。参考までに過去のデータを参照すると、同じ8コア/16スレッドのCore i7-10700Kを搭載したタワー型デスクトップPCのスコアが、マルチで10896pts、シングルで1266ptsとなっていた。Ryzen 7 4800Hはゲーミングノートなどに搭載される高性能CPUというだけあって、デスクトップに比肩するだけの実力を備えている、というのがよくわかる結果だ。
PCの性能はほぼCPUで決まるが、体感速度となるとストレージ性能も重要。NVMe対応SSD搭載ということで、この実力を「CrystalDiskMark」を使って測ってみよう。
高速なものでは3000MB/秒を超えるNVMe対応SSDだが、mouse X5-R7に搭載していたものは2000MB/秒に届かない一般的なものだ。驚がくするような速度ではないものの、SATA接続に比べれば約3倍。これだけの速度があれば、実利用上まず困ることはない。
ノートPC向けのRyzenは内蔵グラフィック性能も高いというのが魅力だが、実際どのくらいの性能があるのか気になるところ。軽量3Dゲームベンチマークとなる「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(FF XIVベンチ)を使い、どのくらいのスコアとなるのかをチェックしてみよう。
なお解像度は「1920×1080」、画質はプリセットの「最高品質」として試した。
一応評価は「普通」となっているが、実際には画面がガタガタになるシーンが多く、快適に遊べるとはいいがたい。本気で遊びたいのであれば、解像度を1280×720ドットにまで落とすといいだろう。これならスコアは4459(評価:快適)まで上昇してくれる。
コストパフォーマンスの高い高性能ノートがほしいなら損はない!
mouse X5-R7は、モバイルのプロセッサーとしてはいまだ少ない8コア/16スレッドの第3世代Ryzen 7 4800Hを搭載している。
デスクトップ並みの高い処理性能を持つほか、20mm以下という15.6インチとしては薄型なボディーに、必要十分なインターフェース、最新のWi-Fi 6対応の無線LAN機能を備え、税込み・送料込みで11万3080円というお手頃価格を実現する。
15.6インチという画面サイズは、外出が減ったテレワーク事情にはちょうどよいうえに、重量約1.49kgも宅内モバイル用としては十分といえる。また、高性能ながら省電力なZen 2ベースのCPUの恩恵もあってか、公称約18.5時間という長時間駆動のため、家中どこでも気軽に持ち運べるのも魅力。普段使い用の1台や家庭用の1台、そして仕事用の1台にもオススメできるコスパモデルといっていいだろう。
(提供:マウスコンピューター)
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