JVCケンウッドは3月3日、ビクターブランドより発売したワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」の無償アップグレードとして、プロセッサーユニットのファームウェア、およびスマホアプリの最新バージョンを公開した。
今回の無償アップグレードは、新たな音場設定を施した「THEATER ROOM」を追加、コンテンツに応じて2種類の異なる音場空間を好みで選択可能になった。
広い音場と自然な空間を再現する従来の設定「THEATER ROOM1」に、アクション映画やライブ映像などの視聴をより楽しめるよう、セリフの明瞭さや低温の迫力を優先した設定「THEATER ROOM2」を新たに追加した。
XP-EXT1は、ヘッドホンリスニングでもスピーカーで聴いているかのような立体音響を再現し、スピーカー音源(ステレオ2ch)やマルチチャンネル音源(7.1.4ch)の再生に対応している。
なお、本アップデートはスマホから簡単に実施できる。詳細はサポートサイトを参照。
ファームウェアのバージョンアップにおける注意事項として、スマホのバッテリー残量は十分な状態での実施、アップデート時間はおよそ10~15分かかり、アップデート完了後の初回起動時は時間がかかることがあるとのこと。アップデート中は専用ACアダプターを抜いたり、誤って電源を切ってしまうと故障する恐れがあり、この場合ユーザーが修理費用を負担する可能性があるので注意。
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