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2万円台のSIMフリースマホ「moto g9 play」は価格以上の性能のハイコスパ機

2021年03月04日 12時00分更新

夜景撮影は予想以上の仕上がり
おしゃれに撮れる「スポットカラー」機能も

 アウトカメラは、標準(4800万画素、F値1.7)+マクロ(200万画素、F値2.4)+深度センサー(200万画素、F値2.4)の3眼構成。多くのスマホに見られる広角カメラはありませんが、マクロカメラを搭載しています。

 被写体やシーンを判別する機能もあります。画面内のアイコンをタップすると、撮影モードが一覧表示されます。切り替えたモードは履歴としてアイコンが追加される仕組み。写真の仕上がりとしては、過剰な補整はせずに実際で目で見たものと近い印象です。

「日の出/夕焼け」と判別された

撮影モードの一覧

標準で撮影

最大ズーム

ご飯は色味がやや乏しい

 マクロ撮影は細部をしっかり映してくれます。スマホカメラを使ううえでは広角カメラのほうが出番は多そうですが、マクロカメラを搭載する機種はさほど多くないので、ほかにない魅力としてマクロ撮影を楽しめるでしょう。

質感が伝わる

 予想以上のクオリティーだったのが、夜景撮影。「ナイトビジョン」モードでは自動で明るさや明暗差を調整します。照明が白飛びすることなく、鮮やかな仕上がりになりました。

通常モードで撮影

ナイトビジョンを適用

 おもしろい撮影機能をもう1つ。「スポットカラー」モードは、タップした箇所以外がモノクロに変わり、特定の色だけを際立たせることができます。花やファッション、風景など、さまざまなシーンで試してみたいところ。非常におしゃれな写真が撮れます。

タップした箇所の色だけが保持される

 インカメラは、800万画素・F値2.2。アウトカメラと同じくポートレート撮影ができ、ぼかしを調整できます。また、複数人で自撮りする際に、全員が笑顔になったところで自動で撮影してくれる「自動スマイルキャプチャ」機能なども使えます。

スライダーでぼかしを調整

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