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『同級生リメイク』をいち早く体験!フルHD&フルボイス&イージーモード追加、現代に通じる保存すべき名作だ

2021年02月25日 20時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
提供: FANZA GAMES

 同級生といえば、1992年12月17日にエルフから発売されたDOS/V、X68000、TOWNS対応のR18の恋愛アドベンチャーゲーム。竹井正樹氏による美麗なキャラクターデザインに加え、当時としては珍しい複数のヒロインそれぞれの個別シナリオをなぞりながら恋愛関係を進めるというゲームシステムなどが先進的で人気を博した。

公式サイトを開くと、最初に上画面のオリジナル版のイラストが表示され、その後にリメイク版のイラストに変わる

 その後、PCエンジン、セガサターン(同級生if)と移植され、1999年にはシナリオ面に手が加えられ、フルボイス化、I・S・P・Zシステムを搭載して攻略難易度がマイルドになったWindows版が発売。後にシナリオがDOS/Vと同じに戻され、新CGが補填された『同級生オリジナル版』がDMMより発売されるなど、今なお愛され続けているヒット作だ。

 初代同級生が発売した頃は、筆者はまだ小学生で家にパソコンもなかったが、年上のお兄さんたちが凄いゲームが出たと話題にしているのを小耳に挟み、総合ゲーム雑誌でその存在を知った程度。後に15歳の誕生日が過ぎてから、R15で発売されたOVAを某大手書店で購入したのが最初の思い出だ。その後、声優の豪華さもあってセガサターン版の同級生ifを即買いした。

 そんな4~50代には懐かしい同級生がFANZA GAMESのPC総合ブランド“DiGination”の新作として2021年2月26日に『同級生リメイク』として発売される。通常価格は9800円(税別)、初代『同級生』DVD-ROM、原作初代『同級生』生原画抽選券が封入された豪華版は1万800円(税別)。

 本作はシルキープラスが開発に協力。画面解像度は現行基準である1920×1080ドットのフルHDに変更。立ち絵・イベントシーンはすめらぎ琥珀先生が描き下ろししている。さらに、今のユーザーに遊び易いように改良が加えられている。今回は、事前にプレイする機会を得たので、どう改良されていたのかなど含めて簡単にご紹介したい。

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