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Photoshopには「プリセットの同期」も実装

Photoshop、Illustrator、Frescoに共同編集が可能になるコラボ機能が実装

2021年02月10日 17時00分更新

 アドビは2月9日(現地時間)、Photoshop、Illustrator、Frescoにおいて「編集に招待」機能をリリースしたと同社ブログで発表した。チーム体制でプロジェクトを進める際に、大幅な時間の節約となる機能だとしている。

 編集に招待は、デスクトップ、iPad、iPhone(Frescoの場合)のすべての環境で、非同期の共同編集機能が利用できるようになるコラボレーション機能。本機能を使えば、ほかの共同作業者が一度にひとつずつ編集できる状態で、任意のクラウドドキュメントを共有可能になる。

 使い方は、.PSDまたは.AIファイルをクラウドドキュメントとして保存して、ほかの共同作業者を招待するだけ。招待されたユーザーは、これまで招待を受けたクラウドドキュメントもすべて編集できるようになる。また、共有されたクラウドドキュメントはすべてassets.adobe.comまたはCreative Cloudデスクトップアプリに一覧表示され、そこからアクセスできるようにもなる。

 アドビはこのほか、Photoshopに新機能「プリセットの同期」も実装した。

 本機能は、すべてのPhotoshop環境で、Photoshopのプリセット(ブラシ、スウォッチ、グラデーション、パターン、スタイル、シェイプを含む)を同期できるもの。オン/オフの切り替えは「環境設定→一般→プリセットの同期」から設定可能。プリセットのフォルダ構造、グループ化、順序はデバイス間でも保持され、ユーザーが実行した管理はすべて同期される。

 本機能は、現在MacおよびWindowsのデスクトップ版で利用可能。iPad版のブラシの同期は近日提供予定とのこと。

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