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モバイル向けのAMD Ryzen 7 4700Uを搭載

Ryzen搭載や重量約810gなど、国産老舗メーカーのこだわりが詰まった13.3インチモバイルノート「LIFEBOOK UH75/E3」

2021年02月16日 14時45分更新

ドラクエXレベルのゲームは設定不要で快適に遊べる!

 今度はGPU性能を検証すべく、定番の「3DMark」を回してみた。

「Time Spy」の結果

「Fire Strike」の結果

「Sky Diver」の結果

 DirectX 12のテスト「Time Spy」は1140、DirectX 11のテスト「Fire Strike」は2997、ゲーミングノート・ミドルレンジ向けのテスト「Sky Diver」は11273。高負荷なゲームをプレイするのは難しいと思われるが、Sky Diverが1万近くのスコアとなっているため、軽負荷の2D・3Dゲームは設定次第で快適に遊べるかもしれない。

 LIFEBOOK UH75/E3iconはゲーム用途のモデルではない。しかしながら、どういったゲームならプレイしても大丈夫か気になるところ。そこで、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト(ドラクエX)」と「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(FFXIVベンチ)のテストを実施した。

ドラクエX「標準品質」の結果

ドラクエX「最高品質」の結果

 最初はドラクエXからチェック。解像度は「1920×1080」、表示方法は「フルスクリーン」に設定し、「標準品質」と「最高品質」でテストをしてみた。標準品質のスコアは11242で、評価は「すごく快適」。最高品質のスコアは8802で、評価は「とても快適」となった。ドラクエXの要求スペックはそこまで高くなく、内蔵GPUのノートパソコンでも遊べるのがウリとなっている。本機の場合、最高品質の時点で快適なレベルを発揮しているため、グラフィックなどの設定をいじらずに遊べることがわかった。

FFXIV「標準品質(ノートPC)」(1920×1080、フルスクリーン)

FFXIV「高品質(ノートPC)」(1920×1080、フルスクリーン)

 FFXIVでは、「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」(どちらも「1920×1080」「フルスクリーン」に設定)を検証。標準品質、高品質ともに評価は「快適」となった。テクスチャーやフレームレートなどの見映えを気にしなければ、FFXIVレベルのゲームもなんとか遊べそうだ。とはいえ、FFXIVレベルのゲームを美麗の状態でじっくり遊びたいのであれば、ゲーミングパソコンをおススメする。

20万円台の価値に見合う魅力が詰まった上質モデル

 モバイルノートパソコンの強みと国産老舗メーカーのこだわりが詰まったLIFEBOOK UH75/E3icon。仕事や勉強の用途で使えるスペックと、モバイル性と堅牢性に優れたボディーを備えた本機は、メインでも通用するほどの強さを秘めていると感じた。20万円台とやや高価ではあるものの、老舗メーカーが生み出した上質なモバイルノートパソコンがほしい人は購入を検討してもよいだろう。

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