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モバイル向けのAMD Ryzen 7 4700Uを搭載

Ryzen搭載や重量約810gなど、国産老舗メーカーのこだわりが詰まった13.3インチモバイルノート「LIFEBOOK UH75/E3」

2021年02月16日 14時45分更新

富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK UH75/E3」は、モバイルノートPCながら8コアを備えるCPU、第3世代AMD「Ryzen 7 4700U」を搭載。マルチ作業が快適で、優れた内蔵GPUで軽めのゲームもプレイできる、普段使いに適したモデルになっている

 富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK UH75/E3icon」は、約810g(ピクトブラックの場合)の軽量ボディーと、一般的な作業を快適にする性能が特徴の13.3インチのモバイルノートパソコンだ。

 2020年10月に発売された同社の「LIFEBOOK UHシリーズ」は、数多くのラインアップがあるが、本機の標準構成はVega世代のRadeon グラフィックスを備えるCPUであるAMD「Ryzen 7 4700U」(8コア/8スレッド)、8GBメモリー、256GB SSD(PCIe)を搭載。同モデルの構成の中では、唯一8コアのCPUを備え、マルチ作業での強みを持つ。

 後述するように、無線・有線両方を利用できるほか、左右に豊富なUSBポートや映像出力端子を備えた拡張性のあるインターフェースも、いろんな作業をするうえで欠かせない要素といえる。そのうえ堅牢かつコンパクトなボディーも、長く愛用したい人の心を掴むポイントだろう。

 持ち運びやすいうえに、メインマシンとして重宝するスペックを備えたLIFEBOOK UH75/E3icon。同社の直販サイト「富士通WEB MARTicon」では20万8780円で販売中だが、クーポンを適用すると18万6780円で購入可能だ(2月5日現在)。

 本記事ではLIFEBOOK UH75/E3iconの外観から性能までの魅力を紹介する。

       
LIFEBOOK UH75/E3の主なスペック
ディスプレー 13.3インチ
(1920×1080ドット、ノングレア、IGZOパネル)
CPU AMD「Ryzen 7 4700U」
(8コア/8スレッド、2.0~最大4.1GHz)
グラフィックス AMD「Radeon グラフィックス」
メモリー 8GB
(デュアルチャネル対応 LPDDR4X-4266)
ストレージ 256GB SSD(PCIe対応)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5
インターフェース USB 3.2(Gen1)Type-A×2、USB 3.2(Gen2)Type-C×2、HDMI出力端子、有線LAN端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン、ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
サイズ 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm
重量 約810g
バッテリー駆動時間 約15.8時間
OS Microsoft「Windows 10 Home」(64bit)

国産メーカーのこだわりが光る軽量&堅牢ボディー

 まずは外観から見ていこう。LIFEBOOK UH75/E3iconを含む「UH」シリーズは、最大約634gという非常に軽量なモデルをはじめ、モバイル性に優れたコンパクトなサイズ、数々の試験をクリアした高い堅牢性を実現したブランド。そのうえバッテリーの駆動時間は約15.8時間とし、ACアダプターがない環境でも長く使えるのも特徴だ。

「ピクトブラック」で彩色されたボディーで、トップカバーにFMVのロゴが入っている

 今回お借りした試用機のカラーリングは「ピクトプラック」。落ち着きのある淡い黒で覆われたボディーは、いかなる環境においてもスタイリッシュな趣きを与える。控えめな色合いながら、どことなく高級感もある。所有欲を満たしてくれる上質なカラーリングといっていいかもしれない。また、煌びやかな白い輝きを放つ「シルバーホワイト」も選べる。

 ボディーの表面はマットに仕上がっており、ザラっとした触り心地だった。艶のある素材だと指紋が付着してしまいがちだが、本機をベタベタ触ってみても指紋は1つもつかなかった。

重量は約810g。最軽量をウリとするUHシリーズだけあって、片手で持ってもずっしりとした重みはなかった

 UHシリーズの本機は1kg以下とはいえ、その軽さにあっと驚いた。上記画像のように片手で本機を持ってみたところ、ずっしりとした重みによる腕の震えは一切なかった。脇に抱えて持ち運んでも同様で、モバイルノートパソコンの強み、いわば国産の老舗メーカーのこだわりを実感することとなった。

本機のサイズはA4サイズの雑誌より少し大きくしたイメージ

 本体サイズはおよそ307(W)×197(D)×15.5(H)mmで、イメージとしてはA4に近いだろうか。A4サイズの雑誌「週刊アスキー」を横に並べてサイズを比較してみると、本機のほうが少し大きめといった印象。これぐらいのサイズであればカバンに納めても問題ないし、最軽量の強みも相重なることで快適な持ち運びができるというわけだ。

 持ち運びやすさと頑丈さを両立させたボディーは、パソコンを使う機会が多い人にとって"美味しい"と感じられるポイントといえるだろう。持ち運びするのが面倒だと感じさせない、心地よい軽さ。それがモバイルノートパソコンの持ち味であり、購買欲を掻き立てる魅力でもあった。

ACアダプターを付属する。バッテリー駆動の公称時間は約15.8時間だが、外で使う場合は念のため持っておくといいだろう

 本機のバッテリー駆動時間は約15.8時間となっている(公称)。モバイルノートパソコンとしては十分満足いく結果だが、設定次第では駆動時間が延長するかもしれない。ACアダプターがなくても問題なく外でも使えそうだ。付属のACアダプターはコンパクトサイズで、本体といっしょに持ち運びしてもかさばることはない。万が一に備えて、本機を外へ持ち運ぶ際はACアダプターも持っておくといい。

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