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ナビタイム、大型車の旋回実績をもとに安全で遠回りのないルートへ対応

2021年02月05日 16時15分更新

 ナビタイムジャパンは2月5日より、トラックドライバー専用「トラックカーナビ」にて、大型車の旋回実績を考慮したルート検索に対応する。

 旋回実績は、同アプリのユーザーから取得された過去6ヵ月分の走行実績を活用、さらに車両の大きさや通過ユニークユーザー数、内輪差・外輪差まで計算し、トラックが旋回可能な曲がり角のデータを抽出して作成している。旋回実績に対応したルートは、ルート検索の「推奨」「無料優先」等すべての優先条件に適用されるため、ユーザーは特別な操作をしなくても利用することができる。

 近年、ドライバーを事故から守り、大型車に安心安全なルートを提供する必要性が高まっている。トラックカーナビにおいても安全なルートを優先して提案してきたが、遠回りのルートが提案されたり、大型車は一般乗用車と比べ車両が大きいので、狭い道などでは電柱や街路樹などの道路環境を把握することが困難だったという。

  同アプリはこれらの問題を補完するためにトラックが安全に曲がれた道を旋回実績データとして活用し、安全で、不要な遠回りのないルートを案内することを可能とする。

 同社は今後もトラックカーナビへドライバーに寄り添った機能拡充を行ない、安心・安全な業務を支援していくとしている。
 なお大型車の旋回実績のルート検索はバス専用カーナビアプリ「バスカーナビ」でも利用可能。

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