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モバイルノートPCの究極形、Intel Evoプラットフォーム対応注目モデルを紹介【後編】

2021年02月11日 11時00分更新

1kg切りでも驚くほどタフな「Yoga Slim 750i Carbon」

白いボディーが眩しいレノボの「Yoga Slim 750i Carbon」。今回お借りした「82EV003AJP」は量販店向けモデルで、実売価格は16万4800円前後。直販モデル「82EV003EJP」(13万7280円〜)のCPUをCore i5-1135G7からCore i7-1165G7にアップグレードし、Microsoft Office Home & Business 2019を追加した仕様のモデルだ

Yoga Slim 750i Carbonの主なスペック
ディスプレー 13.3インチ液晶(2560×1600ドット)
CPU Core i7-1165G7(4コア/8スレッド、最大4.7GHz)
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
メモリー LPDDR4X 8GB(増設・交換不可)
ストレージ 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)
無線機能 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.0
インターフェース USB Type-C(Thunderbolt 4対応)×2、USB Type-C(USB 3.1)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
ウェブカメラ HD 720p(Windows Helloによる顔認証に対応)
バッテリー駆動時間 約14時間(JEITA 2.0に準拠)
サイズ/重量 約295.9(W)×208.9(D)×14.25(H)mm/約966g
OS Windows 10 Home 64bit
Officeソフト Microsoft Office Home & Business 2019

 ムーンホワイトなる高級感のあるボディーの見た目とは裏腹に、ミリタリーグレードの耐久テストをパスしたタフなモデル。それでいて、重量はわずか約966gと1kgを切っている点にも注目してほしい。液晶ディスプレーの解像度は2560×1600ドットとWQHDよりも縦方向の情報量が多く、この仕様は13万円台から購入できるCore i5モデルも同じ。よく表計算などでPCを使う人にオススメしたい。

 なお、本機の液晶は180度までの展開でタッチ非対応となる。その点では従来のYogaシリーズとはやや趣が異なるものの、「タッチ機能はなくてもいい」というクラムシェル派にとっては十分だろう。メモリーは8GBで増設・交換不可だが、上位の直販モデル「82EV003CJP」(直販価格 17万280円~)なら16GBが標準となる。また、同社のPCはeクーポンを適用すればだいぶ安くなるので、購入する場合は積極的に使っていこう。

カーボン素材を使用した天板は軽量にして堅牢。ボディーのエッジ部分は絶妙な曲面で構成されており、持った時に心地良いホールド感が得られる

製品名で「Slim」と名乗っているだけあって、ボディーは非常に薄く、インターフェースも絞られている。左側面にはThunderbolt 4が2基設置されているだけとシンプル。外部ディスプレー出力もThunderbolt 4を利用することになる

右側面も電源ボタンとヘッドセット端子、USB Type-C(USB 3.1)のみのミニマル構成

白くてスッキリとしたキーボードは好感が持てる。その一方で、Enterキーや右Shiftキーが別のキーと合体しており、誤爆しやすい設計になっているのは慣れが必要かもしれない。パームレストはマグネシウム合金製だ

ACアダプターはコンセントに直接挿せるタイプ。ACケーブルだけを紛失して往生した経験があるなら、この設計の素晴らしさがわかるはずだ。PC接続コネクターはUSB Type-C

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