2021年のノートPCはCPUもGPUも新世代に更新され、買い換え時期をじっと待っていた人には絶好のチャンスとなる。特に、薄型軽量で拡張性も見込めるノートPCが欲しいなら、インテルのTiger LakeことノートPC向け第11世代Coreプロセッサーを搭載した「 Intel Evoプラットフォーム」ロゴが貼られたノートPCを検討してみてはどうだろうか。
従来のインテル製CPUを採用する薄型軽量ノートPCに比べ、CPU性能はもちろん、グラフィック性能が高性能になったほか、Thunderbolt 4といった最新インターフェースによる拡張性や、最新無線LAN規格であるWi-Fi 6もサポートしている。
本稿は、2回にわたって2021年注目のIntel Evoプラットフォームに準拠する薄型軽量ノートPC7製品を簡単に紹介する記事の後編となる。前編で紹介した4製品は20万円近辺のモデルが主だったが、今回は11万9900円~16万4800円前後の比較的安価なモデルを紹介しよう。
12万円以下で買える「HP Spectre x360 13-aw」
HP Spectre x360 13-awの主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 13.3インチ液晶(1920×1080ドット、マルチタッチ対応) |
CPU | Core i5-1135G7(4コア/8スレッド、最大4.2GHz) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR4X-3733 8GB(増設・交換不可) |
ストレージ | 256GB SSD(PCIe NVMe M.2) |
無線機能 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB Type-C(Thunderbolt 4対応)×2、USB Type-A(USB 3.1 Gen 1)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、microSDカードリーダー |
ウェブカメラ | 約92万画素(Windows Helloによる顔認証に対応) |
バッテリー駆動時間 | 最大15時間(MobileMark 2018にて計測) |
サイズ/重量 | 307(W)×194.5(D)×16~18.5(H)mm/約1.24kg |
OS | Windows 10 Home 64bit |
Officeソフト | なし |
「HP Spectre x360 13-aw」の「【快適パソコンライフ!】ベーシックモデルG3」は直販サイトで11万9900円というお手頃価格が魅力だ。そのぶん、CPUがCore i5の下位モデルだったり、メモリーが8GBだったりするが、Zoomでリモート会議したり、Office系アプリ(CTOメニューから+1万5400円で「Microsoft Office Home & Business 2019」が追加可能)の作業なら十分なスペックだ。
重さ1.24kg、厚さ最大18.5mmのスリムボディーだが、バッテリー駆動時間は最大15時間(公称値)と長く、スタミナも申し分ない。また、液晶は360度回転するコンバーチブルタイプで、付属のスタイラスでペン入力可能。仕事の資料にメモを入れるも良し、プライベートでイラストを描くも良しといった仕様が嬉しい。Windows Helloによる生体認証は、ウェブカメラと指紋認証の両対応なところも気が利いている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります