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モバイルノートPCの究極形、Intel Evoプラットフォーム対応注目モデルを紹介【前編】

2021年02月04日 11時00分更新

Intel Evoプラットフォーム対応ノートPCには必ずこのロゴが付いている。満足度の高い買い物をしたければ、まずこのロゴの有無をチェックしたい

 インテルの「Intel Evoプラットフォーム」とは、ノートPC向け第11世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Tiger Lake)を搭載した高性能かつ機動性の高いノートPCのみが名乗れる“高性能の証明”だ。特に今世代のCoreプロセッサーはCPUのパフォーマンスもさることながら、CPU内蔵GPUが「Intel Xe Graphics」にアップデートされ、重量1kg前後の軽量ノートPCでも高いグラフィック性能が期待できる。

 そこで、今回と次回の2回にわたり、注目すべきIntel Evoプラットフォーム対応ノートPC7製品を簡単に紹介してみたい。自分のスタイルや好みに合うノートPCが必ず見つかるはずだ。なお、製品はメーカー名のアルファベット順に今回は4機種、次回は3機種紹介する予定だ。

画面情報量の多さが光る「ZenBook S UX393EA」

カッパー色+黒のシックなデザインと、縦横比3:2の液晶が特徴的なASUSの「ZenBook S UX393EA」(型番:UX393EA-HK001TS)。オールメタルなユニボディーながら、あまり金属ということを意識させないデザインが◎。実売価格は23万9800円前後

ZenBook S UX393EAの主なスペック
ディスプレー 13.9インチ液晶(3300×2200ドット、マルチタッチ対応)
CPU Core i7-1165G7(4コア/8スレッド、最大4.7GHz)
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
メモリー LPDDR4X-4266 16GB(増設不可)
ストレージ 1TB SSD(PCI Express 3.0×2接続)
無線機能 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.0
インターフェース USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1対応)、HDMI出力、ヘッドホン・ジャック(USB Type-Cオーディオジャックアダプターで対応)、microSDカードリーダー
ウェブカメラ 約92万画素(Windows Helloによる顔認証に対応)
バッテリー駆動時間 約13.7時間(JEITA 2.0準拠)
サイズ(突起部除く)/重量 306(W)×224(D)×15.7(H)mm/約1.35kg
OS Windows 10 Home 64bit
Officeソフト Microsoft Office Home & Business 2019

 ASUS「ZenBook S UX393EA」の最大の特徴はオールメタルの美しいボディーだが、決して見た目だけのノートPCではない。液晶ディスプレーの解像度は3300×2200ドット、つまり縦横比3:2のパネルを採用している点にも注目したい。4K(3840×2160ドット)よりも縦方向の情報量が多いので、文書作成や表計算、プログラミングなどの縦に長い情報を扱う人に向いている。タッチパッドをテンキーとして使う機能と合わせて考えれば、ややビジネス寄りの製品とも言える。

 ただし、標準状態ではオーディオ入出力端子がないので、ヘッドセット使用時は同梱のUSB Type-Cオーディオジャックアダプターを使うか、Bluetooth接続対応製品を用意しよう。

ASUSロゴをあしらった天板に、繊細なヘアライン仕上げを追加することで高級感を演出している

Intel Evoプラットフォームなので、Thunderbolt 4対応のUSB Type-Cポートを標準装備。極力余計なインターフェースを省いたミニマム志向の設計だ

右側面にはUSB Type-Aポート(USB 3.2 Gen 1)のほか、microSDカードを直接装着できるカードリーダーを配置している

キーボードは凸型カーソルキーを備えた標準的JIS配列。BackSpaceキーの上に電源ボタンがある点は少々慣れが必要だろう。タッチパッドは右上をタップするとテンキーモードに切り替わるのがユニークだ

充電するためのACアダプターはUSB Type-Cポートで接続する

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