インテルの「Intel Evoプラットフォーム」とは、ノートPC向け第11世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Tiger Lake)を搭載した高性能かつ機動性の高いノートPCのみが名乗れる“高性能の証明”だ。特に今世代のCoreプロセッサーはCPUのパフォーマンスもさることながら、CPU内蔵GPUが「Intel Xe Graphics」にアップデートされ、重量1kg前後の軽量ノートPCでも高いグラフィック性能が期待できる。
そこで、今回と次回の2回にわたり、注目すべきIntel Evoプラットフォーム対応ノートPC7製品を簡単に紹介してみたい。自分のスタイルや好みに合うノートPCが必ず見つかるはずだ。なお、製品はメーカー名のアルファベット順に今回は4機種、次回は3機種紹介する予定だ。
画面情報量の多さが光る「ZenBook S UX393EA」
ZenBook S UX393EAの主なスペック | |
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ディスプレー | 13.9インチ液晶(3300×2200ドット、マルチタッチ対応) |
CPU | Core i7-1165G7(4コア/8スレッド、最大4.7GHz) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR4X-4266 16GB(増設不可) |
ストレージ | 1TB SSD(PCI Express 3.0×2接続) |
無線機能 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1対応)、HDMI出力、ヘッドホン・ジャック(USB Type-Cオーディオジャックアダプターで対応)、microSDカードリーダー |
ウェブカメラ | 約92万画素(Windows Helloによる顔認証に対応) |
バッテリー駆動時間 | 約13.7時間(JEITA 2.0準拠) |
サイズ(突起部除く)/重量 | 306(W)×224(D)×15.7(H)mm/約1.35kg |
OS | Windows 10 Home 64bit |
Officeソフト | Microsoft Office Home & Business 2019 |
ASUS「ZenBook S UX393EA」の最大の特徴はオールメタルの美しいボディーだが、決して見た目だけのノートPCではない。液晶ディスプレーの解像度は3300×2200ドット、つまり縦横比3:2のパネルを採用している点にも注目したい。4K(3840×2160ドット)よりも縦方向の情報量が多いので、文書作成や表計算、プログラミングなどの縦に長い情報を扱う人に向いている。タッチパッドをテンキーとして使う機能と合わせて考えれば、ややビジネス寄りの製品とも言える。
ただし、標準状態ではオーディオ入出力端子がないので、ヘッドセット使用時は同梱のUSB Type-Cオーディオジャックアダプターを使うか、Bluetooth接続対応製品を用意しよう。
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