ソラコムは1月25日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、「ビーコン対応GPSトラッカーGW」を提供開始した。価格は2万1780円。
本デバイスは、充電式バッテリー搭載で省電力通信のLTE-Mのセルラー通信を利用可能。加えて、防塵、防水、耐衝撃性を兼ね揃えており、車両のような移動体でも利用できる。位置情報は、GPS/GLONASS/みちびきに対応。
BLEセンサーに対応し、近距離にある複数のセンサー情報を集約するためのBLEゲートウェイとしても利用可能。用途に合わせたセンサーと組み合わせることで、倉庫での荷物の移動管理や、冷蔵室内でのエリア別の温度管理、さらには貨物トラックでの食品運搬中の温湿度管理、ビニールハウスのエリア毎の環境情報管理も可能としている。
本デバイスの提供開始にあわせて、SORACOM IoT SIMや温度・湿度センサー搭載BLEビーコン(3個、サンワサプライ製)がセットになったスターターキットも提供開始する。価格は5万4780円(送料別、2000円分のソラコム利用料に充当可能なクーポンを含む)。
本スターターキットをより使い始めやすくするため、SORACOMプラットフォーム上でソースコードをコピー&ペーストすることで、本デバイス専用のダッシュボードを作成できる「サンプルダッシュボード」を公開。この仕組みでは、SORACOMが提供するSORACOM Harvest DataとSORACOM Lagoonを利用することで、データ収集・蓄積、ダッシュボード作成・共有をスピーディーに実現するという。
また、同日よりIoT DIYレシピ「IoT で冷蔵庫・冷凍庫の温度監視」を無料で公開している。なお、2月9日に、本デバイスの特徴や活用について紹介するイベント「SORACOM Device Meetup #1」を開催する予定。
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