ビザ・ワールドワイド・ジャパン、北都交通、三井住友カード、QUADRAC、小田原機器、北海道アトラスは1月20日、北都交通の運行する空港連絡バスに、今春からVisaのタッチ決済を導入すると発表した。公共交通機関でのVisaのタッチ決済導入は道内初とのこと。
北都交通は、札幌市内から新千歳空港および丘珠空港への空港連絡バスや、道内各都市を結ぶ高速バスなどを運行をしており、道内を巡る観光やビジネスなど多岐に渡るニーズに対応した交通インフラを担っている。
コロナ禍にともない新しい生活様式が求められるなか、非接触のタッチ決済に対する消費者の意識が高まりつつあると北都交通は考察しており、より便利で安心な決済サービスの提供が必要だと考えているとのこと。
北都交通はそうした状況をふまえ、乗車券購入において、これまでメインとなっていた現金払いにくわえて、リーディングペイメントブランドで国際標準のセキュリティー認証技術を活用したVisaのタッチ決済導入を決定したとのこと。
バスの利用者は乗降車時、車内に設置された読み取り端末にVisaのタッチ決済対応のカード（クレジット、デビット、プリペイド）やスマホなどをかざすと、運賃を精算できるようになる。乗降車時の運賃支払いがスムーズになるため、日本国内の利用者はもちろん訪日外国人にとっても、道内の移動やショッピングが快適なものになるとしている。
サービス開始時期および利用対象区間などは、後日改めて案内があるとのこと。なお、本事業は国土交通省から、日本版MaaSの普及に向けた基盤整備の一環である、キャッシュレス決済の導入に対する支援事業に選定されている。
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