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サブスクプランで導入・展開のコストや運用管理の負荷を軽減

シスコ、ビデオ会議デバイスを月額で導入できるサブスクプラン発表

2021年01月20日 16時30分更新

 シスコシステムズ(以下、シスコ)は1月20日、ビデオ会議デバイスを月額サブスクリプションサービスとして利用できる新プラン「Hardware as a Service for Webex Devices」の提供を開始すると発表した。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、多くの企業や組織がオンラインでのコミュニケーションを前提とした働き方を推進している。一方、業務の生産性やサービスの品質を高く保つには、パソコンやスマートデバイスの利用だけでは限界があるため、ビデオ会議に特化した専用デバイスのニーズが高まっていると同社は考察している。シスコは、そうした状況をふまえて、ビデオ会議デバイスの月額サブスクリプションサービスの提供開始を決定したとのこと。

 本プランは、シスコのビデオ会議デバイス「Webex Devices」を、シスコキャピタルを通じて年額、月額のサブスクリプションサービスとして提供するもの。ユーザーは新たな投資機材を保有・資産化することなく、経費として期間や台数を必要に応じてビデオ会議デバイスを利用できるため、デバイスの導入や展開にあたってのコストを抑えられ、柔軟かつ簡単にビデオ会議デバイスを利用した働き方を開始できるとしている。くわえて、機材配送、回収業務、キッティングなどがサービスに含まれるため、運用管理の面での負荷も抑えられるとのこと。

 最低利用台数は、同一製品3台から。サービス利用料は、対象製品の選定後、シスコ販売パートナーから提示された見積り金額に対して、一定の年額もしくは月額のサービス料が提示される。

 対象製品(1月現在)は以下のとおり。なお、対象製品の保守サービスやWebexのライセンスをサブスクリプションサービスに包含することも可能だ。

・Cisco Webex Desk Pro

・Cisco Headsets

・Cisco Webex Room USB

・Cisco Webex Room Kit Mini

・Cisco Webex Room Kit

・Cisco Webex Room Kit Plus Precision60

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