クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は、2019年の東京モーターショーで発表されたマツダ「MX-30」に試乗してきました。東京モーターショーで目にした時に、デザインに一目惚れし試乗したい! と思っていただけに、現場では大興奮でした。街でもチラホラ見かけるようになったMX-30の実用性&デザインをじっくり見ていきたいと思います。
ちなみに、私のリポーターとしてのスペックはこんな感じです。
- 毎日クルマに乗っていて、サーキット走行は2回したことがある(記録更新中)
- スーパーに行くなど、街乗りとしてクルマを利用することが多い。高速道路は1ヵ月に1回乗るかどうか
- 毎月自動車雑誌を読んでクルマについて勉強している
- 試乗すれば、乗り味を一瞬で理解できるというほど手練れではない
試乗しての感想は一般女子に近いと思ってください。MX-30の購入を検討されていて、隣に乗っている彼女 or 奥様がどう思うか気になるという方は、よろしければ参考にしてください。
マツダ「MX-30 Highest Set -Modern Confidence-」の主なスペック | |
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サイズ | 全長4395×全幅1795×全高1550mm |
ホイールベース | 2655mm |
車重 | 1460kg |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
最高出力 | 156PS(115kW)/6000rpm |
最大トルク | 199N・m(20.3kgf・m)/4000rpm |
価格(税込) | 288万2000円 |
デザインはロボットのような感じに
MX-30は、今までのマツダ車とデザインの方向性が違うという印象を受けました。
ライトの上のシルバーのラインが眉毛に見えて、めちゃくちゃ可愛い……。トランスフォーマーというロボットが戦う映画が大好きなのですが、劇中で出てくるロボットに顔がそっくりでキュンっとしてしまいました。スタイリッシュ&可愛くて親しみやすいデザインが融合されたクルマは、見れば見るほど愛着が沸いてきます。
デザインの方向性を変えてきたMX-30ですが、何時間も眺めているとサイドのボディーラインからマツダらしさを感じられるのに驚きました(近所のスーパーで500円くらいの激安服を着ている私ですが、デザインに関して思ったことを言わせてもらっています。ご了承下さい)。キャラクターは違えど根本に「鼓動デザイン」を垣間見ることができるのが、さらに素敵です。
ここまでルーフのラインが湾曲している車はあまり見ないし、MX-30ならではだと思います。窓が小さい&ボディーカラーがメタリックというのもあり、近未来の車っぽさを感じました。
ボディーカラーのバリエーションが豊富なのはGood。ボディーカラーは1トーンカラーが4色、2トーンカラー1色、3トーンカラーが3色展開されています。ちなみに、3トーンカラーを選択できるのは「Highest Set」の上位グレードのみとなっています。1トーン&2トーンカラーはあまり珍しくないですが、3トーンカラーは初めて見ました! これが良い味を醸し出しています。
フロントドア&リアドアが観音開きなので、パカーンっと大きく開くんです。驚いたのは、フロントドアが82度も開くので乗り込み口がメチャクチャ広いことです。乗り降りしやすいというのはうれしいポイントです。
ただ、フロントドアを開けないとリアドアを開けることができないので、後席に座った時は誰かにフロントドアを開けてもらわないと外に出られません。これが面倒臭いと思う人はいるかもしれません。私の友達がMX-30を購入したのですが、勝手にドアを開けられないように子供を後席に乗せていると話していたので、使う人によって意見は変わってきそうです。
ちなみに、その友達の話なのですが……フロントドアに縦に一直線の凹みがありました。なんでも、リアドア→フロントドアの順番でドアを閉めなければいけないのに、フロント→リアドアの順番で閉めてしまったためドア同士が重なってボディーが凹んでしまったとのことでした。操作は正しくしましょう。
納車されたばかりで、どっちから閉めるのか忘れてしまったのと、子供が間違えて閉めたりでボコボコになってしまったそうです。なので、購入したらドアの開け閉めには十分注意してくださいね!
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